狙い場所調整で追釣
午前3時を少し回った。食いが渋い中でも何とか2尾キャッチ出来た。今日のパターンなのかと、先程と同じコースを攻めるも仕掛けの流れが悪い。気がつくと、小雨とともにまた風波立って来ている。
チヌ針の3号からグレ針の6号に変えてみる。反応が薄い感じ。つけエサが先程のタナに届いていないのかと、さらにハリスにG5のガン玉を足してみる。電気ウキの余浮力で、この状態でもウキは沈んでいかない。波の中で仕掛けは安定するが、今ひとつ違う気がする。
先程までは、緩やかながら自然に流れる中で食ってきていた。はて、どこを狙おうか。仕掛けをもとに戻してみた。2尾目の時のウキ固定のまま、違う場所に仕掛けを振り込んでみる。いくつか試していると、先程打っていた場所より少し先に緩やかに右に流れる潮がある。そのまま少し流して行くと、一発で来た。
ウキが反転するように左斜めに沈んでいく。グッとアワセを入れる。ジワジワと寄せて無事に3尾目のメジナをキャッチ出来た。1尾目と同サイズといったところ。これだけ食いが渋い状況の中では自分としては上出来。
朝マヅメは不発
夜明けまでが勝負と同じコースに再投入を繰り返すも、周りが薄っすらと明るくなって来た。残念ながら、エサも取られず反応も無い。完全に明るくなる前にと諦めず打ち続けるもアタリが続かない。一旦、仕掛けを引き上げてタックルを組み直すことにした。
夜明けと朝マヅメに望みを託し黒鯛を狙ってみることに。チヌ竿に持ち替え、ハリスにガン玉を打ち先程よりも海底にエサを落ち着かせる様にセッティング。一気に明るくなり、雨足も強まって来た。そして、ついにエサ取りのフグが出てきてしまった。
一点集中で仕掛けとまきエサを打ち続けるもフグはどんどん増えるばかり。仕掛けの着水と同時にフグにエサを引ったくられる。1時間ほど粘ってみるも雨がさらに強まってきたため残念ながら納竿とした。