⑪神奈川日産ケインズファクトリー ブルーバード SSS-WR

最後もディーラー公式チューンドカーです。15年ほど前に自動車雑誌の読者投稿欄でこの車を見つけた時は、正直ギョッとしました。

なぜかといえば、ブルーバードSSSでWR。となるとダットサン510からU12までの、ラリーのブルが復活か!と思ってしまったのです。

しかし、よく見ればディーラー独自のコンプリートカーで、外観もラリーカーというよりもチューンドカーに近い。さらに考えて見れば日産がWRCに復活する兆候などどこにも無いのでした。

あらめてこの車を調べますと、神奈川日産直営のチューニングショップ(そんなものがあったのですね)「ケインズ・ファクトリー」で企画されたディーラー公式チューンドカーで、WRはワールドラリーではなく”ウイニング・ラン”なのだそうです。なにか競馬のようですね。

しかも単なる特注エアロ仕様かと思いきや、なんとエンジン本体もコンピューターもサスペンション関係も全部手が入った、かなりの本気仕様だったようです。0台限定だったとのことですが、すっかり地味なファミリーカーになってしまっていた当時のU14ブルーバードで、完売できたのでしょうか。

それぞれ個性的かつ、販売台数も限られていたスペシャルな11台を紹介しました。はたして現存台数がどのくらいなのか、とも気になるところです。

提供元・CarMe

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