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公認会計士試験の合格率
公認会計士試験の合格者層

公認会計士試験の合格率

公認会計士試験は、数ある国家資格のなかでも非常に難易度が高いといわれています。弁護士・医師と並んで取得が難しく、日本の三大国家資格と呼ばれることもあります。

公認会計士試験の合格率は、例年10%前後。例えば、令和元年は10.7%、令和2年は10.1%、令和3年は9.6%と、近年の数字を見ても非常に合格率が低いことがわかります。

参考:令和2年公認会計士試験の合格発表の概要について

参考:令和3年公認会計士試験の合格発表の概要について

公認会計士試験の合格者層

公認会計士試験の合格層は、年齢別・学歴別・職業別にデータが公開されています。

例えば、令和2年の合格者層は、年齢だと20歳以上25歳未満がもっとも多く合格しており、続いて25歳以上30歳未満、35歳以上40歳未満となっています。

学歴では、短大を含む大学在学者がもっとも合格しているのが特徴。出願者数は短大を含む大学卒業者のほうが多いものの、最終的な合格者は在学中の方が多くなっています。その次に多いのが高校生です。公認会計士試験は学習範囲が広いので、勉強の時間を確保しやすい学生が受かりやすいことがわかります。

職業で見ても、全体の合格者の半数を学生が占めています。その次に多いのが無職と答えている方で、その次が専修学校や各種学校の受験生です。このことからも、やはり合格を目指すにはある程度、時間の余裕を確保しなければならないことがわかります。

参考:令和2年公認会計士試験 合格者調