目次
公認会計士のやりがい
公認会計士に向いている人の特徴

公認会計士のやりがい

公認会計士を目指すうえで知りたいのは、職業としてのやりがいです。働くなかでどんなことを得られるのか、どんなキャリアを描けるのかなど、公認会計士としてのやりがいを4つ解説します。

1.活躍の幅が広い

公認会計士のやりがい1つ目は、活躍の幅が広いことです。公認会計士は会計のプロであり、専門的な知識を有しているためさまざまなシーンで重宝されます。監査業務はもちろんのこと、ビジネスアドバイザリーやコンサルティングなど、多くの業務を任されることが多いのが特徴です。

その分責任感や大きいものの、縁の下の力持ちとして会社の成長をサポートするための活動ができることはやりがいに繋がるでしょう。

2.第一線で活躍できる

公認会計士のやりがい2つ目は、第一線で活躍できることです。公認会計士の資格を取得すると、20代の若手であっても会計に関する専門知識を有したスペシャリストとしてみなされます。

そのため、年齢に関係なく企業の経営者と対等な立場でやりとりをすることも少なくありません。会社経営について助言を行い、企業が公正な経済活動を行えるよう、常に第一線で活躍するのが公認会計士です。

3.会計という専門性を追求できる

公認会計士のやりがい3つ目は、会計という専門性を追求できることです。公認会計士が所属する監査法人には、会計に関する豊富な情報が集まっています。さらに、同じ公認会計士と仕事を通して会計に関する知識を共有できるほか、エキスパートと呼ばれる方とも交流の機会を持つことが可能です。

会計の専門的な知識は独学でもある程度学べるものの、公認会計士となり監査法人や会計事務所などに勤めるからこそ得られる知識も多くあります。監査や税務などの業務を通じて会計という専門性を追求できるのは、公認会計士のやりがいのひとつといえるでしょう。

4.主体的にキャリアを開拓できる

公認会計士のやりがい4つ目は、主体的にキャリアを開拓できることです。公認会計士は監査法人や会計事務所に勤めるほか、独立開業したり、コンサルティング会社で活躍したりと、多くのキャリア選択肢を持つことができます。

グローバルでの活躍の機会も多く、日本以外の場所でキャリアを構築したいと考える方にも適した職業です。公認会計士という資格を元にさまざまな挑戦ができることは、公認会計士のやりがいといえます。

公認会計士に向いている人の特徴

難しい職業というイメージの強い公認会計士ですが、公認会計士に向いているのは一体どんな人なのでしょうか。公認会計士に向いている人の3つの特徴について解説します。

1.正義感・責任感が強い

公認会計士に向いている人の1つ目の特徴は、正義感・責任感が強いことです。

公認会計士の主な業務である法定監査は、企業が作成した財務諸表を客観的な視点で確認し、監査意見を表明します。そのため不正や誤りを見逃さず、厳しく評価する姿勢が求められるのです。

気になる点があれば疑問を投げかけ、企業の財務状況を正しく確認し意見する正義感や責任感が強い方は、公認会計士に向いているといえるでしょう。

2.勉強が好き

公認会計士に向いている人の2つ目の特徴は、勉強が好きであることです。

公認会計士として活躍するには、国家資格である公認会計士の資格取得が必須。公認会計士試験は、弁護士や医師の試験と並んで難易度が高い、3大資格のひとつといわれています。

合格するために膨大な学習時間が必要。粘り強く勉強できる方でないと公認会計士を目指すことは難しいでしょう。

3.会計・経営に興味がある

公認会計士に向いている人の3つ目の特徴は、会計・経営に興味があることです。

公認会計士の業務は会社経営に関わることが多いのが特徴。コンサルティング業務を請け負う場合は、より専門的な経営知識が必要になります。

なかでも、もっとも重要なのは会計知識といわれています。計算書や貸借対照表などの見方が不十分だと、企業が健全な経営を行えているのか判断ができないからです。会計・経営に関する知識を自ら学び、業務に活かす姿勢を持つ方は公認会計士に向いているといえるでしょう。