Googleアカウント1つがあれば無料で利用できる

ここまで、Googleスプレッドシートの機能について解説してきましたが、気になるのは費用面ではないでしょうか。どれだけ有用なツールだとしても、ランニングコストが大きければ導入には至りません。

しかし、Googleスプレッドシートは、Googleアカウントが1つあれば無料で利用できます。したがって、費用面での心配も必要なく、予算のかけられない企業でも気軽に利用できると言えるでしょう。

GoogleスプレッドシートとExcel(エクセル)の違い

GoogleスプレッドシートとExcelの大きな違いは、以下の3つが挙げられます。

・ オフラインで作業できるか否か
・ ライセンス
・ 搭載されている機能

Googleスプレッドシートはオフラインで作業できるものの、Excelでは一部の機能がオフラインでは利用できません。また、Googleスプレッドシートは、Googleアカウント1つあれば無料で利用できることに対して、Excelはライセンスが必要です。Excelのライセンスは、永続ライセンスと月額のライセンスの2種類が存在し、どちらも月額に換算すると1,000円程度が必要になります。

搭載されている機能に関しては、Excelのほうが圧倒的に多いです。表計算1つとっても、Excelのほうが日本語のフォント数や選べる罫線の数が多く、機能が豊富です。

したがって、GoogleスプレッドシートとExcelのどちらを利用するべきか迷っている場合は、利用したい機能とコスト面を鑑みたうえで選択しましょう。