サビキ仕掛けの針とハリス

サビキ仕掛けはさまざまな種類のものが市販されています。まずは針の大きさとハリスの太さから説明します。針の大きさについては、狙う魚より針が大きいとアタリがあっても掛からなかったり、針に違和感を持って釣れないことがあります。豆アジ用の極小サイズから8号程度まで、狙う魚のサイズによって針の大きさを使い分けましょう。

サビキ釣り徹底解説 誰でも出来る【釣果を伸ばす3つの工夫】を紹介
(画像=さまざまなサビキ仕掛けが市販されている(提供:週刊つりニュース西部版 編集部)、『TSURINEWS』より 引用)

ハリスの太さも食いに直結する重要なポイントです。大サバなどが回遊している時以外では太くても3号ぐらいまでの仕掛けを選ぶのがオススメです。

サビキ仕掛けの種類

サビキ仕掛けの種類によって釣り方が変わってきます。釣り場の状況や、ターゲットによって使い分けるのがいいでしょう。

上カゴ式

上カゴ式はその名の通り、サビキの上側にカゴが付いた仕掛けです。上カゴ式では竿を振るまでコマセが出てこないため、少し投げて釣る場合や、水深の深い釣り場で使うのに向いています。

下カゴ式

下カゴ式ではオモリとカゴが一体になって、仕掛けの下に付いています。仕掛けの構造上投げるのには向いてないため足元狙いに限定されますが、オモリとカゴが別々の上カゴよりも扱いやすいのがメリットです。

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(画像=サビキ仕掛け図(作図:週刊つりニュース西部版 編集部)、『TSURINEWS』より 引用)

ただ、仕掛けを水中に入れると自動的にコマセが放出されるので、水深の深い場所で底のタナを狙う場合は、狙いのタナに付いた際にコマセがない可能性があります。そのため、水深の浅い場所で使うのがいいでしょう。