■ 地元ならではのデパート色々

 このように「昔のデパート」についての話題を弊社の公式アカウントでツイートしたところ、様々な「思い出のデパート」がリプライで寄せられました。編集部では南九州出身者が多いので、鹿児島や宮崎に店舗のある「山形屋(やまかたや)」、福岡では「岩田屋」や「井筒屋」、関西では「阪急うめだ本店」などがあがりました。

子どもはちょっとおめかし 昭和40~50年代のデパートあれこれ
(画像=『おたくま経済新聞』より引用)

 これに対し、リプライで寄せられたデパートには、高島屋のような全国展開のものもありましたが、地元に密着したデパートの名を挙げる方も。

 埼玉県の「丸広(川越)」に「八木橋(熊谷)」、広島の「福屋(広島八丁堀)」などなど……。

 筆者は地方を旅した際、地元のデパートやスーパーを巡り、その土地の雰囲気を味わっています。北では北海道の「丸井今井(札幌)」に「棒二森屋(函館)」、青森の「中三」、山形の「大沼」、福島の「中合」、石川の「大和」、南は沖縄の「リウボウ」……どれも売り場作りに特色が見られ、地元の人に愛されている様子がうかがえました。もちろん、各地の私鉄系デパートも見逃せない存在です。

 今では地方のデパートは苦しい経営が続き、なんでも揃う「デパート」という店舗形態は時代的な役割を終えつつあるのかもしれません。しかし、昔のデパートはまさに様々な商品が並ぶ「夢の国」でした。建物にも装飾などが施され、見所のあるデパートに久しぶりに足を運んでみるのもいいかもしれません。

(咲村珠樹)

提供元・おたくま経済新聞

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