かつて日本のスポーツカー市場を賑わせた90年代の名車、とくにハイパワーターボ車は、排ガス規制強化で2002年に一斉に消えました。そんな名車たちが海外に流出しているなか、あの頃の名車を購入、維持していこうと思ったら、どんなことに気をつければ良いのでしょうか。

目次
①購入するなら早い決断を!
②海外のバイヤーは手ごわい!

①購入するなら早い決断を!

R32やスープラ…旧車の購入をする際に気をつけるべきこと7選
(画像=『CarMe』より引用)

最近、かつての90年代スポーツを見かけることが減りました。それは「国がエコカー減税をする一方で、古いクルマの税金を上げるイジメのせいだ」という意見もありますが、それだけが原因なのでしょうか?

本当にそのクルマが好きなら、税金が多少上がったところで手放す理由にはならないはず。旧車が減っている背景には、じつはそれほどその車が好きでは無かった人々が、アッサリと手放してしまっていることがあるのです。

それを海外のバイヤーが購入、遠慮なく日本から運び出してしまい、購入しようにも絶対数が減ってしまったあとではプレミアが付いてしまいます。

もし、あなたが90年代スポーツカーの購入を考えているなら、急ぐべきでしょう。

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②海外のバイヤーは手ごわい!

R32やスープラ…旧車の購入をする際に気をつけるべきこと7選
(画像=『CarMe』より引用)

一方、海外のファンに車を提供するバイヤーには熱意があります。買い付けた名車は米国などで右から左へ次々と売れますから、日本での相場など無視して高値で買い取ります。

R32 GT-Rなどオークションで1,000万円で売れたものすらあるといいます。バイヤーが名車を探す目は、日本全国におよんでいると言って良いでしょう。