仕事を円滑に進めるうえで重要になるのが、人間関係だ。部下との信頼関係、きちんと築けてはいるだろうか?今回は、仕事ができない部下に対し、絶対に言ってはいけないことをご紹介する。
なんでこんなこともできないの?
仕事を上手くこなせない部下に「なんでこんなこともできないの?」と言ってはいないだろうか。このような、部下の人格を否定したり見下したりするような表現は絶対にNGだ。部下ができない理由や苦手なこと、ミスを防ぐ方法をしっかりサポートするのが上司の役目。このフォローをしていないのに、こんな言葉をかけているようでは、同じ言葉が返ってきてもおかしくはない。
常識でしょ?
自分の常識は相手にとっての常識とは限らない。それにも関わらず「常識でしょ?」という言葉を投げかけて相手を否定するのもおすすめしない。自分の尺度で物事を測るのではなく、相手の目線に立って考えることが大切だ。部下がきちんと理解していないことを攻めても、状況は好転しないだろう。どう行動するべきか、なぜそうすべきなのかを具体的に指摘し、部下に理解してもらえるよう努めよう。
私たちの若いころは……
働き方の参考にしてほしいという想いから、自分の若い時の苦労話を仕事ができない部下に語ってはいないだろうか。昔と今では状況が違うことも多々あるため、実は参考にならないケースが多い。昔の話は封印し、これからも活用できそうな話や現状の話をするように心がけるのがいいだろう。部下に対し「ゆとり世代は……」などと発言するのもNGだ。同じ世代だからという理由でひとくくりにされ、不快になる部下も少なくないだろう。
重要なのはどの言葉を選択するのか
部下を育てることは、上司の重要な役割のひとつである。上司の言葉ひとつでモチベーションが左右されるため、ひと呼吸置ききちんと考えて発言することが大切だ。言葉は信頼関係を築く要という点を念頭に置き、部下のやる気を引き出す発言を選択したい。
文・佐々木佐奈
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