上腕二頭筋のワークアウトについて
上腕二頭筋は、様々な部位のワークアウトで間接的な刺激を受けている。つまり、上腕二頭筋をダイレクトに刺激しなくても、大筋群を補助する筋肉として絶えず働いているのである。
上腕二頭筋のワークアウトでは、そういった点を考慮してトレーニング頻度や量を決めていく必要がある。そうすることでオーバートレーニングやケガを回避することができるのだ。
例えば背中のためのロウイング系種目をはじめ、多くの多関節種目で上腕二頭筋は補助筋として働いている。実際、背中や胸のワークアウトで計画的に使用重量を増やすことに成功している人は、知らず知らずのうちに上腕二頭筋の筋力が向上し、筋肥大も起きているはずだ。
ならば、多関節種目をやっていれば上腕二頭筋の種目は不要ということだろうか。そうではない。上腕二頭筋だけをアイソレートして刺激するような種目もまた、完成度の高い上腕を作り上げるためには必要なのである。
特にどの部位も形良く、バランスを取りながら発達させることが求められるボディビルダーの場合は、必ずと言っていいほど上腕二頭筋のワークアウトはスケジュールに組み込まれている。
大筋群の発達と腕の発達は比例していることが多い。つまり、上腕二頭筋のワークアウトは見栄えのためだけでなく、大筋群の発達を促すためにも不可欠だと理解しておいてほしい。
まとめ
同じバイセップスカールでも、ストレートバーかEZバーかで強調される要素は異なる。より強い収縮感が得たいならストレートバーがおすすめだ。EZカールバーは手首関節への負担が少ないため、可動域を広げることができ、それによって強い刺激を生み出すことができる。
どちらのほうが優れているというわけではないので、どちらに重点を置きたいかは人それぞれだろう。結局のところ、自分にとってやりやすいかどうかで決めればいいのである。
提供元・FITNESS LOVE
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