トマト缶はアウトドアレシピにも使える
トマトには生食におすすめ用と過熱におすすめ用があります。トマトは生で食べるのもおいしいですが、トマト缶を使う事によって、とっても簡単でお手軽に手の込んだ料理も作れてしまう万能な野菜です。
そこで今回は生のトマトではなくトマト缶に注目して、アウトドアでもおいしいトマト料理のレシピをいくつかご紹介します。
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トマト缶とは、過熱におすすめな品種のトマトを水煮したものになります。缶を開けてそのままスープや、ご飯を入れてリゾット、さらにメインで使えばコクやうま味が凝縮されたたまらないトマト煮込み料理が楽しめます。
トマト缶の種類
実際にトマト缶を買いに行くと分かるかと思いますが、ホールトマト缶とカットトマト缶の2種類あります。私は主婦歴は結構長いのですが、お恥ずかしい話今回詳しく調べるまではカットされているか、カットされていないかの違いのみで、大きな差はないと思っていました。
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私は普段、潰す手間が省けるからとカットトマト缶を購入していました。しかしホールとカットではレシピに向き不向きがあったのです。各メーカートマト缶を販売して、すべてに当てはまる訳ではありませんが、ホールトマト缶用・カットトマト缶用と違いがあるようなのでその違いをご紹介します。
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実際にホールトマト缶とカットトマト缶を使い比べてみるとその違いは歴然です。レシピによって使い分けるとよりおいしいトマト料理が楽しめるでしょう。
ホールトマト缶
ホールトマトとは名の通り、トマトがそのまま入っています。ホールに使われている種類のトマトは色からも分かるくらい濃厚で、煮込むことでも形が崩れる事がないのでトマトソースを作るのに適しています。
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形も少し細長い物が使われている事が多いようです。パスタのトマトソースのように濃厚なトマト料理に向いています。
カットトマト缶
カットトマトは、細かくカットしてある物なのですが、果肉がしっかりしているので煮込んでも、形が崩れずしっかりしているのが特徴です。
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酸味はホールトマト缶より強く、あっさりめの味に仕上げたい時に使うといいでしょう。スープやリゾットに適しているようです。