目次
オルサOR3 MK3の機能性
 ・プロテクション性能
サイズ感と動かしやすさ

オルサOR3 MK3の機能性

オルサOR3 MK3はオンロード走行以上に細かな操作が求められる、オフロード走行に対応する性能を求めて開発された。

一般的なオフロードグローブと言えば操作性向上のために生地は薄く、プロテクション性能は最低限という印象が強い。

操作性は後ほどテストしてみるとして、プロテクション性能をみていきたい。

プロテクション性能

至高のバイク用メッシュグローブ!KNOXのオルサはやっぱり機械の手だった
(画像=『Moto Megane』より引用)

手の甲側には樹脂製のナックルプロテクターを装備。

更に直接甲側に縫い付けるのではなく、浮かせる構造とすることでクラッチやブレーキなどの操作をしやすくしている。

至高のバイク用メッシュグローブ!KNOXのオルサはやっぱり機械の手だった
(画像=『Moto Megane』より引用)

プロテクター内側には柔らかいジェルが内装されており、衝撃を緩和してくれる設計だ。

指先には引き裂き強度に優れた山羊革と4ウェイストレッチメッシュを採用。樹脂製のプロテクターも配している。

手のひら側にはSPSシステムを採用しているのが特徴だ。

至高のバイク用メッシュグローブ!KNOXのオルサはやっぱり機械の手だった
(画像=『Moto Megane』より引用)

人間は転倒時、本能的に体を守るために地面に手を付けようとする。だがバイク走行中に転倒すれば手を着いた途端にアスファルトはおろし金になりケガをすることになる。

SPSシステムは転倒時に衝撃を吸収するだけでなく、手を滑らすことで衝撃を受け流すことができるのだ。

手のひら側素材は人工皮革のクラリーノを採用。間違えてはいけないのは合成皮革ではないという点だ。

至高のバイク用メッシュグローブ!KNOXのオルサはやっぱり機械の手だった
(画像=『Moto Megane』より引用)

クラリーノは天然皮革に近い素材と言われ、合皮に比べて耐久性に優れている。

最近ではランドセルなどにも採用されることが増えてきていることからも耐久性の高さがうかがえる

サイズ感と動かしやすさ

至高のバイク用メッシュグローブ!KNOXのオルサはやっぱり機械の手だった
(画像=『Moto Megane』より引用)

筆者はハンドロイドポッドマーク4を選ぶ際、MサイズとSサイズで迷ってSサイズを選択した。

Sサイズだと少々小さく感じたが、Mサイズだと親指部分に余りを感じ、ウインカーなどのスイッチ類の操作性を優先してSサイズを選択した。

しばらく使っているうちに手に馴染み、小さく感じることがなくなった。

今回は在庫の関係でオルサOR3 MK3のMサイズをお借りしたのだが、やはりMサイズだと親指部分が少々余る。

ストレッチ素材やフローティングナックルのおかげで動かしやすさは抜群なので、サイズはピッタリを選びたいところだ。