目次
1. 五島列島・福江島
2. 世界遺産(自然に溶け込む美しい教会群)

<トップの画像:鐙瀬熔岩海岸(あぶんぜようがん)海岸>

五島と言えば何を思い浮かべますか?きれいな海やおいしい魚介類、それとも・・・。

椿メロンに椿野菜、椿油(食用)、美豚(ヴィトン)、五島茶に五島ワイン、五島牛、五島芋・麦などの焼酎。市場の朝セリ、カンコロ餅、五島うどん、朝ラー、充実したコワーキングスペース。溶岩、キリスト教の教会等世界遺産。見る・体験する・食べる。まだまだ知らない五島があります。

もっともっと知って欲しい!今回はそんな五島についてレポートします。

1. 五島列島・福江島

福江島は、九州最西端、五島列島の南西部に位置し、コバルトブルーの海と白い砂浜、四季を通して楽しめる釣りやマリンスポーツ、キリシタンの歴史を物語る世界文化遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」など、自然と歴史がつまった魅力あふれる島です。

交通手段としては、飛行機やフェリー、ジェットフォイルなど、長崎から最短で約30分、福岡からは約40分で行ける島でもあります。今回は福江島を中心にご紹介します!

2. 世界遺産(自然に溶け込む美しい教会群)

福江島には潜伏キリシタンの歴史が息づく教会堂が点在しています。また、少し足を延ばした久賀島と奈留島には、世界文化遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の「久賀島の集落」と「奈留島の江上集落」があります。島内の石を集めて作られたルルド洞窟や手書きのステンドグラスなど、工夫を重ねた信徒の思いなどを感じることができます。

堂崎教会(どうざききょうかい)

魅力あふれる五島列島・福江島の見る・体験する・食べるをレポートします
(画像=『たびこふれ』より引用)

禁教令が解かれたあと、フランス人宣教師フレノー、マルマン両神父が五島を訪れ布教にあたり、1879年にマルマン神父によって、五島における最初の天主堂(木造)が建てられました。

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(画像=『たびこふれ』より引用)

その後着任した、ペルー神父によって1908年に、現在のレンガ造りの教会堂が完成しました。建築の際には資材の一部がイタリアから運ばれ、内部は木造で色ガラス窓、コーモリ天井などの教会堂建築になっています。

【堂崎教会】

  • 住所:長崎県五島市 奥浦町堂崎2019
  • アクセス:市内から車で約20分

旧五輪教会堂

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(画像=『たびこふれ』より引用)

1881年建立の旧浜脇教会が1931年の建替えの際、五輪地区に移築されました。

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(画像=『たびこふれ』より引用)

この旧教会が老朽化で解体される寸前、島内の仏教徒の助言によって価値が再確認され、五島市に移譲される事になり文化財として保存されました。この地区は久賀島の中でいまだに直接車で行くことができない陸の孤島。

世界文化遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産「久賀島の集落」に建つ教会なのです。

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(画像=『たびこふれ』より引用)

【旧五輪教会堂】

  • 住所:長崎県五島市蕨町993-11
  • アクセス:福江港から船で20分。または、田ノ浦港からタクシーで40分、その後徒歩15分