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フリーターが年金を未払いのままにするリスク
フリーターが知っておくべき年金の免除制度
フリーターが年金を未払いのままにするリスク

(画像=『キャリアゲ』より引用)
フリーターは国民年金を自分できちんと納めなければならないわけですが、「ちょっとお金が今きびしい」などの理由で、その支払いを怠ってしまう場合もあるかもしれません。
しかし、これはリスクがとても大きいため、未納して放置はNGです!
- 年金未納によるリスク
- ・もらえる年金が減る(もしくはなくなる)
・財産の差し押さえという強制徴収もあり得る
年金は、「どうせ対してもらえないから払いたくない」などの勝手な判断で支払いをするかしないかをあなたが決めるものではありません。
年金を納めることは国民の義務であり、支払わないという選択肢はそもそもないのです。
フリーターが知っておくべき年金の免除制度

(画像=『キャリアゲ』より引用)
収入が少ないなどを理由に年金の支払いが厳しくなったら、放置せずに年金の免除制度を利用しましょう。
国民年金保険料の免除制度
経済的な理由により、保険料を納めることができない場合に、保険料を「全額免除」または「一部免除」する制度。
*免除の承認を受けた期間は、年金を受け取るために必要な期間(受給資格期間)に含まれます。
前年所得が一定の金額以下であれば免除制度を利用できます。お住まいの役所もしくは町村役場の「国民年金担当窓口」にて相談してみましょう。
▼免除が承認された場合の免除額と保険料
全額免除 | 4分の3免除 | 半額免除 | 4分の1免除 | |
---|---|---|---|---|
免除額 | 16,540円 | 12,400円 | 8,270円 | 4,130円 |
保険料 | 0円 | 4,140円 | 8,270円 | 12,410円 |
※参考:日本年金機構「知っていますか?国民年金保険料の免除制度」より
減額されたり免除された分の年金は「追納制度」であとから納めることができます。
追納制度を使えば10年以上さかのぼって未納分を納めることができるため、結果的に「全額納付」を目指すことができるということ。
つまり、年金は何も言わず未納のまま放置するのが最もダメなやり方です。