目次
BMW 1シリーズの走行スペック
BMW 1シリーズの燃費・維持費
BMW 1シリーズの走行スペック
118i | 118d | 120i | M 135i | |
駆動方式 | 後輪駆動(FR) | 後輪駆動(FR) | 後輪駆動(FR) | 後輪駆動(FR) |
エンジン | 1.5L 直列3気筒DOHC | 2.0L 直列4気筒 BMWツインパワー・ターボ・ディーゼル・エンジン | 1.6L 直列4気筒DOHC | 3.0L 直列6気筒DOHC |
最高出力 kW(PS)/r.p.m. | 100(136)/4,400 | 110(150)/4,000 | 130(177)/5,000 | 240(326)/5,800 |
最大トルク N・m(kgf・m)/r.p.m. | 220(22.4)/1,250-4,300 | 320(32.6)/1,500-3,000 | 250(25.5)/1,500-4,500 | 450(45.9)/1,300-4,500 |
トランスミッション | 8速AT | 8速AT | 8速AT | 8速AT |
BMW 1シリーズの現行モデルには大きく分けて4つのグレードモデルがあり、搭載するエンジンによって異なるスペックや走行性能を持っています。
118iは、BMW 1シリーズの中では一番リーズナブルな価格帯のモデルです。エンジンは、1.5Lの直列3気筒ですが、ツインパワー・ターボを搭載することで低回転から力強いパワーを発揮しつつ、低燃費と低排出ガスを実現した環境性能に優れたものです。
118dと呼ばれるモデルは、ディーゼルエンジンを搭載した車両になります。今日のディーゼルは、環境性能に優れていることが特徴で、ガソリンエンジンよりも低回転域で大きなトルクを発生し、力強い発進加速を可能にしています。
120iに搭載される直列4気筒エンジンは、高精度の直噴システム、吸気バルブのリフト量を無段階に可変制御するバルブトロニック、吸排気のバルブタイミングを最適にするダブルVANOS、そしてツインスクロールターボを搭載することで、優れたエンジン性能と環境性能を両立しています。
BMW 1シリーズ最高峰のM135iに搭載されるのは、BMW M社がチューニングした3.0Lの直列6気筒BMW M Performanceツインパワー・ターボエンジン。出力・トルク共に他を圧倒するスペックを持っています。
そのエンジンから繰り出されるパワーは、0~100km/h加速4.9秒という凄まじい加速をBMW 1シリーズにもたらします。直列6気筒エンジンが奏でるサウンドは、官能的な素晴らしいものです。
BMW 1シリーズの燃費・維持費
BMW 1シリーズの初代と現行モデルの燃費を比較してみましょう。
初代118i 現行118i 現行118d 初代120i 現行120i 初代130i 現行M135i
カタログ燃費※ 12.2km/L 18.1km/L 22.2km/L 14.4km/L 16.8km/L 10.0km/L 12.5km/L 実燃費 10.5km/L 16.5km/L 15.5km/L 9.2km/L 14.4km/L 9.6km/L 10.4km/L ※JC08モードで測定
初代と現行モデルを比較して見てみると、カタログ値燃費は現行モデルの方が高い性能を示しています。
車体サイズはほとんど変わっていないにもかかわらず燃費が向上していることは、新しい燃費向上技術が盛り込まれたエンジンが搭載されている証です。
現行のBMW 1シリーズは排気量によってグレードが異なりますが、オーナーが使用する用途に合わせて選ぶことでトータル的に見た時の維持費を抑えることが出来ます。
また現行モデルには、ディーゼルエンジン搭載モデル118dも誕生しています。非常に燃費性能が高く使用燃料も軽油のため維持費も抑えることが可能な118dは、ガソリン車とは違った走りが楽しめることも魅力です。
大排気量の初代130iと現行M135iについては、多くの燃料を燃やしてよりパワーを出すエンジンなので他モデルと比べるとカタログ燃費は低い値になっていますが、その分高い運動性能を持っています。