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高卒は公務員と民間企業のどちらに行くべきか徹底比較
高卒でも受験できる公務員試験(高卒程度試験)

高卒は公務員と民間企業のどちらに行くべきか徹底比較

高卒で公務員を目指す前に知るべき3大事実 | 高卒で目指せる国家・地方公務員やメリット・デメリット
(画像=『キャリアゲ』より引用)

公務員は安定した収入を見込める点では非常に魅力的ですが、様々なデメリットも存在することが分かりました。

そこでこの章では、高卒で公務員と民間企業(株式会社や合同会社など)のどちらを目指すべきかを3つのポイントで比較していきます。

3つの比較ポイント

  1. 転職や独立のしやすさで比較
  2. 副業ができるのかどうかで比較
  3. 将来のキャリアで比較

公務員になる前に必ず上記の比較ポイントで民間企業と比較して判断していきましょう。

転職・独立はしやすいか

今の勤務先で定年まで働き続けるとは限りません。

転職や独立など、別の道を進みたいと考える時が来るかもしれません。

公務員と民間企業の2つを『転職・独立のしやすさ』で比較するとどちらが有利なのか知っておくことは重要なのです。

▼公務員と民間企業の比較(転職・独立)

 公務員民間企業
転職× 専門スキルがないため転職しにくい◎ スキルが身についていれば転職しやすい
独立× 専門スキルがないため独立しにくい◎ スキルが身についていれば独立しやすい

ダルマちゃん この先転職や独立を考えているなら、民間企業の方が圧倒的に有利なんだ

民間企業が転職に有利な理由

  • 民間企業に勤めれば専門的なスキルを身につけられる
  • 専門職の経験があればその実績を生かして転職や独立がしやすくなる

公務員の仕事は専門スキルを磨くようなものではないため、他の業種の転職が難しいです。

そのため、転職や独立を目指している人にとっては、民間企業に就職する方が賢いと言えます。

副業は可能なのか

今の時代、多くの人たちが本業と副業を考えるケースは珍しくありません。

副業をすることで、本業に加えてさらに多くの収入を生み出すことができるからです。

公務員と民間企業では、副業に対して柔軟性はあるのか見ていきましょう。

▼公務員と民間企業の比較(副業)

 公務員民間企業
副業× 公務員の副業は認められていない○ 企業ごとに異なる

公務員の副業は基本的に認められていません。

地方公務員法には以下のように明確に書かれています。

第三十八条 職員は、任命権者の許可を受けなければ、商業、工業又は金融業その他営利を目的とする私企業(以下この項及び次条第一項において「営利企業」という。)を営むことを目的とする会社その他の団体の役員その他人事委員会規則(人事委員会を置かない地方公共団体においては、地方公共団体の規則)で定める地位を兼ね、若しくは自ら営利企業を営み、又は報酬を得ていかなる事業若しくは事務にも従事してはならない。

※参照:地方公務員法より

民間企業であれば、企業ごとで決めたルールの中で「副業OK」の企業もかなり多くなってきました。

副業をすることが前提なのであれば、公務員よりも柔軟な民間企業を選ぶのが間違いない選択です。

将来的なキャリアはどうなるのか

現在やっている仕事やこれからやる仕事で将来的なキャリアが決まっていきます。

例えば、学校の先生なら校長先生や教育委員会に入ったりという形で将来のキャリアが広がっていきます。

公務員の将来的なキャリアを考えた場合、公務員は公務員としての道を進む以外ありません。

公務員が公務員以外のキャリアを広げられない理由

  1. 民間企業で評価されるスキルが身に付かない
  2. 民間企業で働いた実務経験がない
  3. 公務員での実績が評価されにくい(理解されにくい)

ユーくん 逆に民間企業の将来的なキャリアはどうなるのかな

民間企業では、公務員よりも多くの職種が用意されてあって、様々な役職が用意されています。

例えば、営業職なら営業部長や会社役員にも上り詰めることだって可能です。

ユーくん いや、高卒で営業部長とか会社役員なんてあり得ないよ、、

そんな逆転サヨナラホームランみたいなことが起きるわけない。

その通り、普通に過ごしていても絶対に逆転サヨナラホームランを打つことなんてできません。

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高卒でも受験できる公務員試験(高卒程度試験)

高卒で公務員を目指す前に知るべき3大事実 | 高卒で目指せる国家・地方公務員やメリット・デメリット
(画像=『キャリアゲ』より引用)

高卒で公務員を目指す場合にはどのような公務員試験を受けられるのか、ここで国家公務員と地方公務員それぞれのケースに分けて解説していきましょう。

受験可能な国家公務員試験

ダルマちゃん 高卒でも受験可能な国家公務員試験は存在します。

以下、3つの分類があるので見ていきましょう!

一般職
事務処理などの業務を行うのが一般職です。採用区分は5つあり、事務と技術、農業、農業土木、林業となります。
専門職
専門性の高い専門職に就く国家公務員は、主に入国警備官・刑務官・税務職員・海上保安大学校学生などが専門職の例として挙げられます。
その他の職種
一般職・専門職以外にも、衆議院事務局職員や参議院事務局職員、裁判所職員は国家公務員です。

受験可能な地方公務員試験

ダルマちゃん 地方公務員については、微妙に都道府県や各自治体によってルールが異なります。

一般的には高卒がチャレンジできる地方公務員試験のジャンルは大きく4種類となります。

事務系
経理や政策遂行などを担当する事務職。主な職種として挙げられるのは、学校事務や行政事務、警察事務などです。
技術系
電気や土木・建築などの専門知識を要するのが技術職の特徴です。
警察官
警察官も地方公務員ですが、試験内容や受験資格が都道府県によって異なるため、事前に確認しておく必要があります。
消防官
消防官も地方公務員です。市町村ごとに試験が実施されますが、東京都のみ都単位で行われている点も知っておくと良いです。

ユーくん 「憧れの職業」として名前の上がりやすい警察や消防士なども地方公務員です。地方公務員にも、このように様々な職種があることが分かりますね!