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高卒が公務員になるメリット
高卒が公務員になるデメリット

高卒が公務員になるメリット

まずは高卒で公務員になる3つのメリットを見ていきましょう。

民間企業と比較して好待遇

高卒で民間企業に就職した場合と比較したとき、若いのときから一定水準以上の月収とボーナスがもらえます。この点は、公務員は好待遇といえるでしょう。

また、さまざまな手当や休暇制度も整備されています。倒産のリスクもないので安心して働けるでしょう。

大卒よりも公務員になりやすい

公務員になるための試験には種類があり、難易度が異なります。

大卒が受ける公務員試験はいずれも高倍率です。
ですが、高卒が受ける公務員試験はほぼ高卒の人ですので、自然と倍率が下がります。

注意点として、大卒と高卒では将来性や仕事内容は異なると考えられます。公務員のなりやすさだけで考えれば、高卒で目指す方がなりやすいといえるでしょう。

いち早く社会人経験が積める

同級生が大学へ進学した場合、社会に出るのは4年後です。
その分だけ先に社会人経験が積めるのはメリットといえるでしょう。
将来のために給料を貯金や投資することで、生活を安定させられるのも早くなります。

高卒が公務員になるデメリット

それでは次に、高卒で公務員になる3つのデメリットを見ていきましょう。

出世に限界がある

公務員は受ける試験によって出世の上限が変わります。
最初は誰でも同じような仕事を任されますが、途中から役職や待遇に差が出ます。

もちろん高卒でも試験に受かっていれば出世は可能です。
ですが高卒で上位区分の試験に合格する方は少なく、一定以上の役職への昇進は難しいでしょう。

専門性が身に付けづらい

公務員は数年で部署異動があるため、専門性の高いスキルを身につけることは難しいでしょう。

似たような業務を行う部署ならまだしも、一からスキルを覚えなければならない部署への異動もあります。

年功序列が根強い

公務員は、年功序列の要素が強いといわれています。
年齢とともに年収が上がるメリットの反面、若いときはデメリットに感じるでしょう。

例えば、若いときにどれだけ成果を上げでも、民間企業と違い給料が一気に上がることはありません。
一気に役職が付くこともないでしょう。

ただし、自分の年齢が上がればメリットとなる点ではあります。