目次
スケジュールの余白を可視化するアプリ・ツール
スケジュールやプロジェクトにクセがある方におすすめの方法
スケジュールの余白を可視化するアプリ・ツール
最後に、スケジュールの余白を可視化するためのアプリやツールを紹介します。ここで紹介するツールは、これだけでスケジュール管理をするのはやや難しいのですが、自分が時間をどのように使っているか確認したいときに非常に便利です。
5. TaskChuteCloud

TaskChuteCloudは、自分がしていることをリアルタイムでログにしていくことで、24時間の使い方を可視化するツールです。スケジュール管理というよりは、管理しきれていないスケジュールが何なのかを確認するためのツールです。
たとえば1時間の打合せが15分長引いて他の作業時間が減ったり、急遽対応したタスクが30分かかったりというログがあれば、どの程度余白を持つべきかわかるはずです。また、毎日のルーティンを繰り返し入力したり、1日の予定を事前に入力したりすることで、その日はどの程度時間が余るのか確認できます。
また、仕事とプライベートを区別することなく予定やタスクを入力できるので、リモートワークのスキマ時間を有効活用したい方には適しているでしょう。
ただし、TaskChuteCloudで入力したタスクはチームで共有することはできません。あくまで個人の時間管理に役立てる形となります。
6. Pomodoro Tracker

Pomodoro Trackerは、25分刻みのタイマーを基準にタスクを処理していくシンプルなブラウザツールです。25分間の集中時間と3~5分間の休憩を繰り返し、作業効率を上げるという「ポモドーロテクニック」を簡単に実践することができます。
Pomodoro Trackerの魅力は、時間の使い方やオンオフの切り替えを意識できることです。長い時間を要するタスクはより細かなタスクに分割し、短い時間で済むタスクはまとめて処理すると、効率的に時間を使う習慣が自然と身につきます。
スケジュール管理というより、スケジュール以外の余白時間を管理することで、スケジュール進行の停滞を防ぐことに効果的です。
スケジュールやプロジェクトにクセがある方におすすめの方法
ここまで紹介してきたツールやアプリを見て、「自分のスケジュールにぴったり合わない」と感じた方もいるでしょう。なかなか自分のスケジュールと既存のツールの仕様が合わないという方は、自分に合ったツールを作るという選択肢もあります。
7. Excelで自分好みのスケジュール管理シートを作る

Excelシートを利用して、自分の目的に応じたスケジュール管理シートを作るのもひとつの手段です。
Excelの機能を使えば、日数入力や期限の迫ったプロジェクトの色分けなど、必要な機能だけをカスタマイズしてスケジュールを管理できます。感覚的に操作することはできませんが、Excel操作に慣れているのであれば最適な手段かもしれません。
8. Zenkitで必要な機能をカスタマイズする

Zenkitは、まっさらなワークスペースにタスクリストやかんばん方式のボードなどをカスタマイズしていくことで、自分のプロジェクトに合うスケジュール管理ボードをゼロから作成できるツールです。
カテゴリやそれぞれのタスクに入力する項目などもすべて自由に設定できるため、様式に当てはめづらいプロジェクトを進行している方にはおすすめです。自由度が非常に高いため慣れるまで時間がかかりますが、マインドマップとスケジュールを組み合わせるなど、他にはなかなかない仕様を作れるのが魅力です。