近年、不動産投資に興味があるというサラリーマンが増えています。しかし、副業をしたことが無い場合、確定申告をすべきかどうか分からないという方も多いでしょう。今回は確定申告の解説や経費計上できる項目をご説明します。
不動産投資に確定申告は必要?
サラリーマンが不動産投資を始めたとき、確定申告は必要なのでしょうか。結論、不動産投資を始めたら、不動産所得が入りますので確定申告が必要になります。その際、投資に関する支出を経費とすることで利益額を減らし節税が可能になります。そもそもの確定申告から経費にできる支出をみていきましょう。
確定申告の仕組み
確定申告とは、1年間の所得から納税する額を計算して、税金を支払うための手続きです。1月1日から12月31日までの一年間の所得(収入金額から経費を引いたもの)を計算し、3月中旬までに税務署に申告し納税する制度です。
給与所得であれば、会社が源泉徴収や年末調整という形で処理をしているため、従業員は何もする必要はありません。
しかし、給与所得以外で20万円以上の所得がある場合、確定申告を自分で行う必要があります。よって、不動産投資の所得が20万円以上になった場合も確定申告が必要です。