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インストラクターになるために資格は必要?
インストラクターにおすすめの資格①NSCA認定CSCS

インストラクターを目指している方や、インストラクターとして成長するために資格を取りたいと思っている人も多いのではないでしょうか。

本記事では、インストラクターが取得したい資格の難易度や費用、要件などを一覧でご紹介します。どの資格を取ればいいかわからない人はぜひ本記事を参考に、気になる資格を検討してみてください。

インストラクターになるために資格は必要?

「インストラクターになるためにはどんな資格が必要なんだろう」と悩んでいる人もいるのではないでしょうか。

医師になるためには医師免許が必要ですが、インストラクターになるためにはインストラクターの免許は必要ありません。

しかし、資格を取得していると就職で有利になったり、給料が上がったりするなどがあります。また、知識も技術も増えるので、顧客に慕われたり喜んでもらえたりするでしょう。

インストラクターにおすすめの資格①NSCA認定CSCS

インストラクターにおすすめの資格の1つ目は、NSCA認定CSCS(認定ストレングス&コンディショニングスペシャリスト)です。

NSCA認定CSCSの資格の内容

NSCA認定CSCS資格は、アスリートやスポーツチームなどを指導する人におすすめの資格です。

トレーニングプログラムを考えたり、計画を実行できることを証明する資格です。また、施設を管理したり、生活習慣の指導を行ったりと幅広い知識を持っていることも証明できます。

パーソナルトレーナーやフィットネスインストラクターだけではなく、医者や研究者なども取得している資格です。

NSCA認定CSCSの難易度

CSCSの合格率は63.4%と、難易度はそれほど高くはありません。

NSCA認定CSCSの試験は、「基礎科学セクション」と「実践/応用セクション」の2つに分かれています。

基礎科学セクションは、エクササイズサイエンス・スポーツ心理学・栄養学などの知識が問われます。インストラクターとして働くためには、体の構造や栄養のある食事などを勉強しておきましょう。

実践/応用セクションは、エクササイズテクニック・プログラムデザイン・組織と運営・テストと評価などの知識が出題されます。

2つのセクションに受かって初めて、NSCA認定CSCSに合格したことになります。

NSCA認定CSCSの取得に必要な費用

CSCS認定試験の受験料は50,200円です。(2022年3月31日現在)

「基礎科学セクション」もしくは「実践/応用セクション」のどちらか一方しか合格できなかった場合は、34,000円払うことで試験を受けられます。

片方のみ受かった場合は、合格日から1年以内にもう一方を受験する必要があることを覚えておきましょう。

NSCA認定CSCSを取得するための要件

NSCA認定CSCSを受けるためには、NSCAジャパン会員であることが必要です。

また、「学位(学士、修士、博士)取得者、学校教育法が定める4年制大学もしくは6年制大学の卒業見込み者、または高度専門士の称号を保持する者」であることも必要です。

引用:CSCS 試験要項

NSCA認定CSCS資格に興味がある人は、公式サイトを参考にしてください。