ウネリ避け湾内に移動

同じ方法でアマダイを数匹追加したころに、予報通り生暖かく強い南風が吹き始めた。同時にウネリも発生し始めたので、船長は沖での釣りは困難と判断。湾内に移動してアオリイカを狙うことになった。

タイラバ&ティップランのリレー釣行 35cmアマダイに1.1kgアオリイカ
(画像=タイラバ&ティップランのリレー釣行 35cmアマダイに1.1kgアオリイカアマダイをキャッチした山本さん(提供:週刊つりニュース中部版APC・山本智也)、『TSURINEWS』より 引用)

贄浦周辺は地形が入り組んでおり、風裏になるワンド状のポイントもいくつかある。このなかに、早春に沖からアオリイカが入ってきて、産卵前にいったん立ち寄るという場所があり、船はその場所に入った。

ティップランでアオリ1.1kg

ここは、海中にある尾根上部の落ち込み部分にあたり、水深は20m前後。ほどなくして、ベイトの反応が強く出たり、湾内なのに青物のボイルが発生したりという状況になった。

これを見た船長から、「イカも溜まっているのでは」と声かけがあったと同時に、同船者にヒット。2.2kgのトロフィーサイズのアオリイカだ。そして、ほぼ同時に私にも1.1kgがきた。

タイラバ&ティップランのリレー釣行 35cmアマダイに1.1kgアオリイカ
(画像=タイラバ&ティップランのリレー釣行 35cmアマダイに1.1kgアオリイカ同船者が2.2kgのビッグアオリイカを手中に(提供:週刊つりニュース中部版APC・山本智也)、『TSURINEWS』より 引用)