人間を暴力的にする温度がある

日本人は25.5℃で自殺しやすくなる?暑さが人を自殺に駆り立てるという研究
社会運動の暴力性も27℃付近で最大になる/Credit:depositphotos(画像=『ナゾロジー』より 引用)

同様に、複数の研究において気温の上昇が人を暴力的にすることが報告されています。

2010年から2018年にかけたイギリスのデータでは、10℃のときよりも20℃のときのほうが凶悪犯罪が14%多く記録されています。

同じような熱による暴力犯罪の増加はアフリカ、台湾、アメリカ、フィンランド、スペインでも報告されています。

日本人は25.5℃で自殺しやすくなる?暑さが人を自殺に駆り立てるという研究
気温と集会の暴力性は相関関係がある/Credit:AMS(画像=『ナゾロジー』より 引用)

また36年間にわたり世界中で起きた7000件の社会運動や抗議活動を分析した研究では、気温が上昇するにつれて集会の暴力性が増す傾向があることがわかりました。

またアメリカにおいては、冬より夏のほうが肉体的・精神的・性的な虐待や暴力が「親密な男女」の間で12%増えると報告されています。