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マンション売却にまつわる税金の相談は税理士へ
マンションの価値を知りたいなら不動産鑑定士へ

マンション売却にまつわる税金の相談は税理士へ

マンションの売却には大きな金額が動き、それと同時にさまざまな税金が発生します。例えば、マンション売却時に発生する税金は、主に以下のようなものがあります。

  • 所得税
  • 住民税
  • 印紙税
  • 登録免許税

一般的な売却にはこうした税金が発生し、特に所得税と住民税(譲渡所得税)は、マンション売却によって得た利益によって納税額が大きく異なります。

税金の手続きは慣れていないと時間もかかり、書類作成時に不備が起きてしまいがちです。税金に関してわからないことがあれば、税理士に相談しましょう。税理士に依頼すれば、税金関連の相談はもちろん確定申告等を代行してくれます。また、不動産売却における譲渡所得税は長期と短期で税率が異なるため、どの時期にマンション売却をすれば税金がお得になるかなど、専門家ならではのアドバイスを得られることもあります。

マンションの価値を知りたいなら不動産鑑定士へ

マンション売却の際に、最も気になるのが売却価格ではないでしょうか。売却価格は時期や市場の状況、建物躯体の現況、土地価格等によって異なります。現時点でどれほどの価値があるのかを把握し、適切な金額で売却しましょう。

所有するマンションの相場を知るためには、不動産会社もしくは不動産鑑定士に相談するとよいです。知りたい内容によって、そのどちらに相談すべきかが決まります。例えば、不動産会社の場合、対象不動産があるエリア内で、条件が似ている現行の売却物件価格や過去の取引事例等を調査し、どれくらいの金額で売却できるのかを判断してくれます。対して不動産鑑定士は、地価公示や地価調査、相続税路線価評価、固定資産税評価など公的なデータをもとに判断します。

なお、不動産会社の査定でも路線価や固定資産税評価額等をチェックしますが、その方法は国税庁の「路線価図」から判断するなど、簡易的な場合が多いです。そのため、より具体的にマンションの価値を知りたい場合には、不動産鑑定士に相談するのがおすすめです。