マンション売却が終わるまでには、さまざまな手続きが発生します。初めてのことの連続で、戸惑うこともあるのではないでしょうか。売却活動をスタートしたあとで困らないよう、適切な相手に相談し、納得した金額で売却したいものです。そこで今回は、マンション売却時に必要な手続きを踏まえ、相談するベストな相手を解説します。

目次
マンション売却に関する悩みは内容ごとに相談相手が異なる
マンション売却の流れを相談するなら不動産会社へ

マンション売却に関する悩みは内容ごとに相談相手が異なる

マンション売却では、実際に買主へ売却するまでに多くのステップが必要です。そのため、状況によって相談したい内容も変わってくる場合があります。「困ったときはすべて不動産会社に相談すればいいのでは?」と思う方もいるかもしれませんが、不動産会社だけではカバーしきれない部分もあります。

例えば、所得税の確定申告をはじめとした税金関係は税理士、不動産所有権移転等の登記関係の手続きは司法書士、といったように、不動産会社とは専門性が異なるのです。必要な手続きに応じた専門家が存在するため、できるだけ適切な相手に相談するようにしましょう。

マンション売却の流れを相談するなら不動産会社へ

マンションを売却するときは、まず不動産会社へ相談するのが一般的です。不動産会社は、マンションの購入から売却に至るまでのプロセスを熟知した専門家なので、「売却には何が必要なのか」「どんな手順で進めていくのか」といった全体の流れを把握しています。

特に売買仲介業を行っている不動産会社は、多くのマンション売却をこなしており、物件や取引に関するさまざまな問題の対処に慣れています。例えば、マンションの建替えは建築基準法上問題ないか、契約後に建物設備の故障が発覚した場合はどう対応するのか、といった売主買主の双方が不安になりそうな内容をしっかりと調査し、契約前にそうした不安点を解消するよう努めてくれます。もし初めてマンション売却する場合は、不動産会社への相談からスタートしましょう。