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冬の長浜の魅力4:曳山博物館で見える伝承芸能の粋
冬の長浜の魅力5:雪の大通寺と長浜八幡宮

冬の長浜の魅力4:曳山博物館で見える伝承芸能の粋

冬の長浜!大阪から日帰りで体験できる美しい雪景色を体験
(画像=『たびこふれ』より引用)

長浜市曳山博物館は、長浜駅から東に広がる長浜黒壁スクエアの先にあるミュージアムです。ここには、毎年4月に行われる長浜曳山祭(ながはまひきやままつり)に関する展示物が収蔵されています。これは長浜八幡宮の春の例祭で、舞台付き曳山を使い子ども歌舞伎の上演を中心とした旧長浜町内の祭り。

冬の長浜!大阪から日帰りで体験できる美しい雪景色を体験
(画像=『たびこふれ』より引用)

京都の祇園祭、高山市の高山祭と並んで日本三大山車祭のひとつといわれ、2016(平成28)年には、ユネスコ無形文化遺産に登録されました。実際に使用される舞台付きの曳山が展示されており、撮影も可能。曳山を間近でみたところ、舞台がついている独特の形に見ごたえを感じました。

冬の長浜!大阪から日帰りで体験できる美しい雪景色を体験
(画像=『たびこふれ』より引用)

長浜曳山祭は長浜城を築城した羽柴秀吉(後の豊臣秀吉)によってはじまりました。現在も行われている源義家の武者行列を模した「太刀渡り」という行事は秀吉によってはじめられています。

またミュージアムでは実際の祭りの様子がわかる映像コーナーがあり、メインで活躍する、子ども歌舞伎で演じる子たちをはじめ、それを陰で支える若衆らの動きがみられ、伝統芸能が世代を超えて引き継がれていく様子がわかります。

冬の長浜の魅力5:雪の大通寺と長浜八幡宮

冬の長浜!大阪から日帰りで体験できる美しい雪景色を体験
(画像=『たびこふれ』より引用)

大通寺(だいつうじ)は浄土真宗大谷派の寺院で、もともと僧坊と呼ばれる湖北地方の中心道場がありました。徳川家康により1602(慶長7)年に創建されます。

山門をくぐった境内には国指定重要文化財の本堂や大広間、客殿、国指定の名勝である含山軒庭園、蘭亭庭園など見どころが豊富でしたが、雪が激しく、残念ながら山門より奥に進めませんでした。

冬の長浜!大阪から日帰りで体験できる美しい雪景色を体験
(画像=『たびこふれ』より引用)

長浜八幡宮は町の中心から少し東寄りにあります。長浜曳山祭の神社ということで雪の中を歩いてみました。1069年に源義家から発願があり、それを受けた後三条天皇の勅命により、石山本願寺から勧請されて創建されました。羽柴秀吉が長浜城主になってから復興がなされ長浜曳山祭りが行われます。

冬の長浜!大阪から日帰りで体験できる美しい雪景色を体験
(画像=『たびこふれ』より引用)

ほかの場所同様、この日は雪に覆われており境内も歩ける場所が限られていました。それでも雪がない足跡の部分を歩き、拝殿の前に行くことができ、無事に参拝してきました。祭神は東御前が足仲彦尊(仲哀天皇)、中御前が誉田別尊(応神天皇)、西御前が息長足姫尊(神功皇后)です。