米原から湖北地域にかけては、冬の時期には日本海側のような豪雪地帯となることがあり、東海道新幹線が遅れることもしばしば。
大阪から日帰りでも通える長浜に2月に向かったとき、ちょうど大雪に見舞われました。雪が激しく降り続き、日本海側のような雪国の風景が広がっていました。思わぬタイミングで遭遇することになった雪の長浜の街歩きを紹介しましょう。
目次
長浜へのアクセスと交通
冬の長浜の魅力1:長浜城と琵琶湖の雪景色
長浜へのアクセスと交通

各地から長浜へのアクセスですが、北陸側から向かう場合以外では、新幹線の駅でもある米原を目指します。新幹線のほか、京都からは在来線のJR琵琶湖線、名古屋方面から東海道線でもアクセス可能。車の場合は名神高速道路で米原JCTから北陸自動車道に入り長浜ICで降りると便利です。

長浜の主な見どころは長浜駅から徒歩圏内に集中しているので、特にバスなどを利用する必要はありません。とはいえバス路線も充実しており、米原や木之本方面に向かうバスが長浜駅から出ています。長浜の中心から少し離れたスポットに行くには、バス路線を確認して効率よく利用しましょう。
冬の長浜の魅力1:長浜城と琵琶湖の雪景色

長浜駅から西側琵琶湖側にある豊公園内に、長浜城跡があります。ちょうど雪が降る中、模擬天守の長浜城(長浜城歴史博物館)があります。しかし長浜城歴史博物館は3月31日まで長期休館中のため、訪問した2月には閉まっていました。とはいえ長浜城に積もる雪景色は冬の時期でしか見られない貴重なものでした。

この日は城の周り、総合公園の豊公園も雪景色。春は桜の名所として600本のソメイヨシノが咲き誇りますが、この日は桜ではなく雪が枝に積もっていました。雪山に来たような幻想的な風景に思わず見とれてしまいました。

豊公園は琵琶湖に面した場所にあります。雪が積もる中、琵琶湖の畔を目指しました。しかし非常に強い風が湖面側から吹いており、途中で断念。この日は風も強く雪が積もった先に見える琵琶湖は凍りはしませんが、湖とは思えない荒々しい波が立っており、厳しい冬を体験した気持ちです。