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投資の結果は誰にもわからない
コンサルタントに頼らない方法も
投資の結果は誰にもわからない
Bさんが背中を押してくれたら、Aさんはその投資の成功を信じて物件を購入するかもしれません。しかし、Aさん自身の判断をまったく入れないで投資を始めることは、後々問題となる可能性もあります。
不動産を購入するのはAさん自身です。あとで後悔することがあったとしても、Bさんは身代わりにはなってくれません。
不動産投資の仕組みや考え方を学んだあとは、Aさん自らが判断することをおすすめします。
不動産投資にはリスクがあります。不動産投資を始める前に、リスクは把握しておくべきです。そしてリスクを知ることで問題を回避できる可能性が高まります。詳しくは「不動産投資はリスクが高い? 9つの代表的なリスクと5つの回避策」をご参照ください。
コンサルタントに頼らない方法も
不動産投資について勉強したいと思ったら、不動産会社各社が実施しているセミナーに参加してみると、その概要はつかめます。また関連する書籍もあります。
不動産会社からの提案がよい提案かどうか判断がつけられない、という場合には、検討する不動産会社を1社ではなく複数社に広げて、各社に出向いて比較検討する、という方法もあります。提案内容を何度か聞くことで、相場観をつかめるはずです。
複雑な相続問題などが絡む場合には相談するのは有益でしょうが、最初の一歩として不動産投資を小さく始める、例えば区分マンション1戸に投資をするときならば、シンプルな仕組みなので、専門家につきっきりでアドバイスを求めるということも少ないでしょう。