目次
忙しい場合は司法書士へ依頼することもおすすめ
・司法書士へ依頼する流れ
・司法書士へ依頼する場合の費用
まとめ
忙しい場合は司法書士へ依頼することもおすすめ
抵当権抹消登記は司法書士へ依頼すれば全ての手続きを代行してもらえるので、自分で手続きをする時間が取れない方や、やり方がよく分からない方にはおすすめです。
相続など法的な問題が発生している場合は、一般の方では対応が難しくなるので、早めに司法書士に依頼した方がいいでしょう。
司法書士へ依頼する流れ
司法書士へ依頼する場合の流れは、以下のとおりです。
- 相談を予約する
- 必要書類と印鑑を持って事務所に行く
- 委任契約を締結する
- 登記完了書類を受け取る
注意が必要な点を解説しておきます。
1. 相談を予約する
予約なしで事務所に直接出向いても司法書士が不在のことも多いので、必ず事前に相談の予約をしてから事務所に行きましょう。
2. 必要書類と印鑑を持って事務所に行く
予約した日時に遅れないように注意しましょう。
金融機関から送られてきた4種類の書類(弁済証書、登記済証または登記識別情報、登記事項証明書、委任状)を事務所に持参します。その他の書類は、司法書士の方で準備してくれます。
印鑑は認め印で構いません。ただし、シャチハタは不可となっています。
3. 委任契約を締結する
司法書士に抵当権を抹消したい旨を話したら、委任契約を締結します。
登記費用や委任費用が前払いか後払いかは司法書士によって異なります。確認の上、支払いましょう。
委任契約を締結したら、委任状に署名・押印をします。この委任状は金融機関から送られてきた委任状とは異なり、所有者が行う手続きを司法書士に委任するためのものです。
4. 登記完了書類を受け取る
司法書士に依頼した後は、全ての手続きを任せて完了を待つだけです。登記が完了したら、登記完了証や登記事項証明書が司法書士から送られてきます。内容を確認して、保管しておきましょう。
司法書士へ依頼する場合の費用
司法書士へ依頼する場合も、自分でやる場合にかかる実費は必要です。実費に加えて、司法書士への委任費用も必要になります。
委任費用は司法書士によって異なりますが、5,000円~1万円の間が相場です。
したがって、司法書士へ依頼した場合の費用総額としては、7,000円~1万5,000円程度になります。
まとめ
抵当権抹消登記手続きは自分でもできますが、司法書士に依頼しても費用は5,000円~1万円程度しか変わりません。そのため、司法書士に依頼するのが一般的ですが、登記手続きを勉強するために自分でやってみるのもいいかもしれません。
ただ住宅ローンを完済してから長期間が過ぎると、必要書類を紛失したり相続が発生するなどの問題が発生することもあるので、もし手間取った場合は早めに司法書士に依頼したほうがいいでしょう。
※本記事では、記事のテーマに関する一般的な内容を記載しており、より個別的な、不動産投資・ローン・税制等の制度が読者に適用されるかについては、読者において各記事の分野の専門家にお問い合わせください。(株)GA technologiesにおいては、何ら責任を負うものではありません。
提供元・RENOSYマガジン
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