目次
通訳とはどんな仕事?主な仕事内容を解説
通訳の仕事の種類
通訳が活躍しているシーン
通訳の働き方
通訳に向いている人の特徴
通訳になるための方法
通訳に求められる能力・スキル
通訳になりたい人が取得しておきたい資格
通訳の人のキャリアパス
通訳の仕事は言語力と向上心がポイント
通訳の仕事に興味を持っている人や、年収、向いている人の特徴などを知りたい人もいるのではないでしょうか。
本記事では、通訳の仕事の種類や活躍シーン、年収などの、通訳の仕事を志す人に知っておきたい内容をご紹介します。必要なスキルも紹介しているので、通訳になるための参考にしてくださいね。
本記事の内容をざっくり説明
- 通訳の仕事の種類・活躍シーン
- 通訳の働き方・年収
- 通訳になるための方法・求められるスキル
通訳とはどんな仕事?主な仕事内容を解説
異なる言語と言語を結びつける通訳の仕事は、なんとなくイメージはつきますが、具体的にどのようなことをやっているのかわからない人もいるのではないでしょうか。
通訳の仕事は、ある言語を違う言語に置き換えるような仕事ではありません。
その言葉の本質的な意味や文化の違いなどを踏まえた上で意味を翻訳し、コミニケーションできるようにする仕事です。
例えば「覆水盆に返らず」は英語では「It is no use crying over spilt milk.」と言います。単に「Do not return to the water basin.」と文字を訳すのではなく、その文字の裏に隠された意味ごと訳す必要があります。
言葉のバックグランドを踏まえた上で、他言語に変換するおもしろさを実感できるやりがいのある仕事だといえるでしょう。
通訳の仕事の種類
通訳と聞くとニュースや記者会見などの同時通訳をイメージする人も多いのではないでしょうか。
実は通訳には大きく分けて以下の3つの仕事内容があります。通訳の仕事内容を押さえて、どのような通訳になりたいのかを考えてみましょう。
同時通訳
相手の話していることを即座に違う言語に変える通訳のことを「同時通訳」と言います。
相手の話していることを聞いた瞬間に通訳する必要があるので、高い集中力と言語能力が必要とされています。
同時通訳は海外のニュース番組や国際的な議会などでも行われています。集中する必要があるので、チームを組んで15分交代など通訳することも珍しくありません。
同時通訳をするためには、国際的なマナーやストレスに打ち勝つ力なども必要になることを頭に入れておきましょう。
逐次通訳
同時通訳よりも時間をかけて通訳する「逐次通訳」は、会話の区切りごとに通訳を行います。
逐次通訳は時間をかけて通訳できますが、その分正確性を求められることが多いです。
逐次通訳は企業の打ち合わせや商談などの専門的な知識が必要とされます。母国語の段階で身についていない知識は、当然他言語で話せません。
そのため、まずは幅広い知識を身につけることが大切です。
ウィスパリング通訳
「ウィスパリング通訳」とはその名の通りささやきながら通訳をすることを言います。
同時通訳の技術に加えて、相手との距離の近さや声の大きさなどにも気を配る必要がある難易度が高い通訳です。