『鶴の湯』の館内施設と部屋
『鶴の湯』は本陣(5室)、1号館(2階に4室※1階は朝食会場)、2号館・3号館(1階に6室、2階に10室)、東本陣(4室)、新本陣(5室)、はなれ本館(2室)の6棟があります。このうち、1号館と東本陣と新本陣は渡り廊下で、2号館と3号館は建物自体がつながっています。

事務所(帳場)と売店
事務所(帳場)は本陣を左に見ながら一番奥にあります。チェックインとチェックアウトはここで行います。

事務所(帳場)の受付時間は7:00〜22:00になります。

「秘湯を守る会」のスタンプ帳はチェックイン時に出しましょう。チェックアウト時にスタンプを押印され返却されます。

売店も7:00〜22:00の営業時間になります。

本陣:宿泊料金12,250円
「鶴の湯といえばこの部屋」と言われる人気の高い部屋です。夕食は囲炉裏のそばでの部屋出しになります。朝食は1号館1階の広間になります。部屋にはトイレが付きます。向かって左側の建物が本陣です。

本陣の各部屋へは外から直接入室します。

1号館:宿泊料金12,800円
全室1号館の2階にあります。夕食は部屋出し。朝食は1号館1階の大広間となります。洗面台とトイレが共同になります。

こちらは1号館2階の共同の洗面所。トイレは男女別の洋式です。冬場の洗面所は脱衣所同様に寒いです...。

2号館・3号館:宿泊料金9,830円
2号館・3号館は湯治棟になりますが、一人利用はほぼこちらになります。向かって右側の建物が3号館・2号館です。

3号館の入口。

2号館の入口。

6畳一間のシンプルな部屋です。夕食と朝食は本陣食堂になります。洗面台とトイレが共同になります。

東本陣・新本陣:宿泊料金14,450円〜19,950円
『鶴の湯』で一番新しい棟になります。夕食は部屋出し。朝食は1号館1階の大広間となります。洗面台とトイレが付きます。こちらの建物ははなれ本館です。独立した建物です。

※宿泊料金は1泊2食の税金・入湯税(150円)込みの価格です。 ※冬期間は暖房費として1部屋1,100円上記にプラスされます。冬期間はその年によって異なりますが、だいたい11月〜4月までだそうです。 ※コロナ禍のため布団敷はセルフになっています。
『鶴の湯』の食事
『鶴の湯』の夕食・朝食の献立はいつ行ってもほぼ同じ内容です(笑)。夕食ですが、とても美味しいです。美味しいのですが、見た目以上に量が多く、少食の方は食べ切れないかもしれません。食後はしばらく動けなくなります(笑)。
●夕食は1号館、本陣、東本陣、新本陣が部屋出し、2号館・3号館は本陣食堂での提供になります。いずれも川連塗り(かわつらぬり)のお膳での提供になります。 ●朝食は1号館、本陣、東本陣、新本陣が1号館1階の大広間にて、2号館・3号館は本陣食堂での提供になります。いずれも川連塗り(かわつらぬり)のお膳での提供になります。

夕食献立と見比べてるとよく分かりますね。右側の畳の上に置かれているお椀はお蕎麦です。ご飯はお櫃で出されます。

夕食は山菜と名物「山の芋鍋」がメイン。「山の芋鍋」は鶴の湯オリジナルの味噌仕立てです。他には縦焼きの岩魚塩焼き等、山の秘湯ならではの内容になっています。僕も「山の芋鍋」がとてもお気に入りです。この「山の芋鍋」を食べるために『鶴の湯』へ来られる方も多いそうです。なお、秋田の伝統的工芸品である川連塗り(かわつらぬり)のお膳で出てきます。

ドリンクメニュー1です。何でも揃っています。秘湯ビールがおすすめです。

ドリンクメニュー2です。岩名骨酒もおすすめです。

1号館1階の大広間には囲炉裏があります。本陣棟も夕食は部屋にある囲炉裏端で夕食(部屋食)となります。この角度から撮影すると秋田の伝統的工芸品である川連塗り(かわつらぬり)のお膳がよく分かります。
※この写真は朝食時に撮影したものです。

こちらが朝食です。内容、量ともに納得です。
