こんにちは!たびこふれライターの中尾です。皆さん「秘湯」ってどんなイメージをお持ちでしょうか?
「秘湯」の定義はよく分かりませんが、一般的にあまり知名度がなく、人里離れた交通が不便で、そして鄙びた一軒宿というイメージではないでしょうか。僕はそう思います。
しかし、秋田県の乳頭温泉郷(にゅうとうおんせんきょう)にある『鶴の湯(つるのゆ)』は一軒宿ですが、"秘湯"だけでなく"温泉"と名がつく雑誌やテレビ番組の特集に必ずといっていいほど登場する日本一有名な秘湯宿。なのでこの"たびこふれ"でもいくつかの記事が公開されています。それでもまだまだ知られざる『鶴の湯』を僕なりに掘り下げて紹介しますので最後までお付き合いください。
目次
『鶴の湯』僕の訪問歴
『鶴の湯』良さ
『鶴の湯』の予約方法
『鶴の湯』の過ごし方
『鶴の湯』の源泉
『鶴の湯』名物の混浴露天風呂
『鶴の湯』意外と知られていない浴槽←事前にチェック
『鶴の湯』で入浴する際の注意点←これとても重要
『鶴の湯』の館内施設と部屋
『鶴の湯』の食事
『鶴の湯』のベストシーズン(個人的見解)
『鶴の湯』の良いこと・悪いこと・そして注意点(個人的見解)
『鶴の湯』へのアクセス
『鶴の湯』インフォメーション
乳頭温泉郷のお宿紹介
僕の「鶴の湯」の訪問歴
見出しにも書きましたが、乳頭温泉郷の『鶴の湯』は間違いなく日本一有名な秘湯宿だと思います。数々の書籍やメディアに頻繁に登場していますので、ご存知の方も多いと思います。秘湯宿なのにいつの間にか"憧れの人気秘湯宿"になっています。最近はSNSの発達により、常に情報が拡散されているので、以前より増して予約が取りにくい宿になっています。そんな憧れの人気秘湯宿だからさぞかしサービスは横柄なのではと思われがちですが、いやいやとても素朴な宿。僕は最初の訪問(2012年11月)でお気に入りの宿になり、これまでに4回宿泊しています。
2012年11月下旬宿泊
11月なのに雪が積もっていました。とても寒かったのを覚えています。

2014年8月中旬宿泊
夏はどうなの?と思い、西馬音内(にしもない)盆踊りを観に行った時に立ち寄り、宿泊しました。露天風呂が熱かったのを覚えています。

2015年2月中旬宿泊
冬はどうなの?と思い、『鶴の湯』宿泊だけに秋田へ飛びました。露天風呂がサイコーでした。

2022年2月上旬宿泊
7年ぶりの『鶴の湯』。何も変わっていません。変わらないことは一番安心できることだと思います。

『鶴の湯』の良さ
『鶴の湯』はなんと言っても温泉の良さが一番に挙げられます。しかし、良い温泉は日本全国どこにでもあります。温泉以外に良いところを挙げると素朴さと過剰なサービスはしないこと。そしていつ行っても同じ(変わらない)滞在ができることです。これは自然とリピーターが増える最大の理由だと思います。

<写真提供:秋田県観光連盟「アキタファン」>
『鶴の湯』はいつも通りお客様を迎えるようにしているだけ。いつも自然体な宿なのです。なので僕も「ああ久しぶりに『鶴の湯』に行きたいなぁ」と思い、『鶴の湯』に電話して予約をしています。そんな宿なのです。

<写真提供:秋田県観光連盟「アキタファン」>