日に日に春らしい気候となり、キスも少しずつ活性を取り戻してきた。今年もいよいよシーズン到来ということで、今回はキスの三色天ぷらを紹介したい。山菜と一緒に盛れば春を先取りの一品になること間違いなし!

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター牧野博)

2022年春の中紀のキス

今年の2~3月も、越冬中のキスは順調に釣れた。日並みによっては本格的な開幕が早くなるのではないかと期待が高まる。

2月の印南釣行で、キスの釣果を報告したが、キスの天ぷらを作ってみようと思い、その材料を釣るために3月6日に再度釣行、午後の2~3時間程度であったが、キス5匹、ガッチョ1匹を釣り、ネタを揃えることができた。

サイズも15cm前後で揃っていて、天ぷらにはちょうどいいサイズだ。この釣果と季節の山菜のおつとめ品を使って、手軽な天ぷら作りに挑戦してみた。本音をいうと、ガッチョの方がキスよりもさばきやすく、揚げ物にした時の肉質も勝っているので、沢山釣れればよかったが、1匹でも釣果を得たので、そのさばき方も紹介したい。

釣り人的「季節の天ぷら」レシピ:キスとガッチョと山菜で春を先取り
(画像=用意したキスとガッチョ(提供:TSURINEWSライター牧野博)、『TSURINEWS』より 引用)

釣ったキスの保存と運搬

多くのキャスター、船釣りのアングラーがそうしていると思うが、釣れたキスはクーラーにすぐ投入する。その時魚が氷や保冷材に直接接触しないようにビニール袋などに入れる。遠くに釣行して一泊するような場合は、途中で氷を買い足してクーラーに入れるといい。

冬場の短時間釣行なら、氷のかわりにB5サイズくらいのよく凍結させた保冷材をクーラーに入れておくと、洗って繰り返し使用できるうえ、荷物を軽量化できるのでランガンスタイルの釣行にも便利である。