初心者でも簡単にできる魚を捌く方法2選

魚を捌くと一言で言っても、その捌き方にはいくつかの種類があります。ここでは、初心者の方におすすめの基本の捌き方を紹介していきます。今回は基本中の基本、3枚おろしと2枚おろし、そして応用編として刺身用の捌き方を紹介していきます。

①魚の2枚おろし

初心者でもできる簡単に魚を捌く方法の1つ目は、魚の2枚おろしです。3枚おろし同様に基本中の基本の捌き方ですが、一般的によく使われるのは3枚おろしの方です。胸ヒレから包丁を入れて頭を落とした後、背ビレ、腹ビレの方から骨に沿って真ん中の骨まで包丁を入れます。

3枚おろしと同じように骨に沿って包丁を滑らせて魚の身を切り離したら2枚おろしの完成です。片方が骨付きの身、もう片方が骨が付いていない身が出来上がります。

②魚の3枚おろし

初心者でもできる簡単に魚を捌く方法の2つ目は、魚の3枚おろしです。最も基本の捌き方で、初心者におすすめの方法です。まず胸ヒレから包丁を入れて頭を切り落とします。背ビレ腹ビレの方から包丁を入れて背骨にあたる一番太い骨に当たるまで包丁を入れてください。

骨に包丁が当たったらそのまま尾の方から頭の方へ包丁を骨に沿って滑らせます。骨から身を切り離したら反対側も同様にして身を骨から切り離せば3枚おろしの完成です。

3枚おろしのポイント

魚の3枚おろしに挑戦しようとしても、初心者の場合は上手に骨に沿って包丁を滑らせることが難しいでしょう。その結果、骨の方にたくさんの身がついてしまうこともありますが、練習を繰り返していく内に上達していきます。

それよりも大事なポイントは、新鮮な内に一気に捌くということ。そうすることで鮮度を保てます。

魚を捌く方法【応用編】

刺身用に捌く方法

【基本講座】初心者必見、魚を捌く方法を解説。刺身や3枚おろしもマスターしよう!
(画像=pixabay Photo by yellowband、『暮らし〜の』より引用)

初心者でもできる簡単に魚を捌く方法の2つをマスターしたならば、次は応用編の刺身用に捌く方法です。応用編ですから、しっかりと練習をして上手に捌けるようになってから刺身用に捌くことをおすすめします。基本的に大きな魚なら5枚におろし、小さ目の魚は3枚におろします。

魚のおろし身の皮を引いて長方形のサクにして、高い方を向こう側にして包丁の切れを使って一気に身を切れば刺身の出来上がりです。

少量だけ刺身用に捌く場合

魚を刺身用に捌く時に、基本は3枚おろしだと前述しましたが、あえて2枚おろしにして骨が付いていない片方だけを使う方法があります。この方法を使うことで骨が付いている方は煮物などに利用することも、後から中骨を外すことも可能です。