【アップルパイ】食べ歩きが楽しいご当地スイーツ
弘前市はりんごの生産量日本一の街。そして、アップルパイの街でもあります。
弘前市内で販売、あるいは飲食店のメニューとして提供されているアップルパイは、40種類以上。良質なリンゴが豊富にある地域なだけに、どのアップルパイもリンゴをぜいたくに使っています。だからこそ本当の意味で“リンゴの味がする”のが、弘前市のアップルパイです。
それでいて1個あたりの価格は300円ほどと手頃。これ以上ないほど、食べ歩きに適したグルメといえます。
また、弘前市はアップルパイの街であるとともに、コーヒーの街としての一面もあります。コーヒーチェーン店の台頭により店舗の数はだいぶ減ったものの、それでもそこかしこに個人経営の喫茶店が。
イマドキなカフェはもちろん、昔ながらの純喫茶、そして文化財に指定されている歴史的建築物のなかで営業する喫茶店もあります。
そしてアップルパイの街ならびにコーヒーの街である弘前市には、その両方を一緒に味わえる店舗も多数存在します。もはや弘前市の文化のひとつとして根づいた、アップルパイとコーヒーのコラボをお楽しみください。
【リンゴジュース】ここには“本物”のリンゴジュースがある
リンゴジュースの種類の多さもまた、リンゴの街である弘前市ならでは。スーパーの食品売り場に行けば、何種類ものリンゴジュースが並んでいます。美味しいリンゴジュースを見つけるコツは、「ストレート」の商品を選ぶこと。「濃縮還元」の商品とちがって水を加えていないため、個性豊かなリンゴの果汁をそのまま味わえます。
また、業界大手の会社が大量生産している商品もいいのですが、ぜひ個人経営の農園で作られたリンゴジュースを味わってみてください。リンゴジュースに対するイメージが吹き飛ばされるほど、とんでもなく美味しいリンゴジュースに出会えます。味を例えるなら、「リンゴ以上に、リンゴ」。
もうそこらへんで売っているリンゴジュースでは、満足できない体になるはずです。
狙い目は、透明な瓶に入っており、あまり飾り気のないラベルが貼られている商品。しかしそういったリンゴジュースは、スーパーなどに置かれていることはまずありません。農園を訪れて直接購入するのも、観光客としてはハードルが高いでしょう。そこでおすすめしたいのが、道の駅です。
弘前市にある「道の駅ひろさき サンフェスタいしかわ」では、スーパーにも売っているようなメジャーなリンゴジュースから、そこらではまずお目にかかれない知る人ぞ知るリンゴジュースまで、幅広く取り扱っています。どれほど美味しいリンゴジュースであっても価格はそれほど高くはなく、お土産に最適です。弘前観光の情報収集も兼ねて、ぜひ立ち寄ってみてください。