マーケティング観点から見るGIFの有用性

トヨタやユニクロなどの大企業でも使われているGIFになりますが、マーケティング観点から見てどのような有用性があるのでしょうか。考えられるのは主に4点です。

・ 軽量のためページスピードに影響しない
・ SNSでエンゲージメント率を高めやすい
・ 再生が勝手に始まるためユーザーの手間がない
・ 企業や商品のストーリーを伝えられる

それぞれ順番に見ていきましょう。

軽量のためページスピードに影響しない

GIFは、画像拡張子の中でも比較的軽量であることが特徴です。そのため、WebサイトやLPで使用しても、ページスピードにはそれほど影響しません。ページスピードは遅くなるほどSEO評価も落ちる傾向にあり、ユーザーの離脱率も高まるため、1人でも多くのユーザーを刈り取ることが目的であるマーケティングには非常に有用でしょう。

SNSでエンゲージメント率を高めやすい

Twitter、Facebook、InstagramなどのSNSはGIFに対応しています。一般的にテキストが中心のSNSにおいて、GIFアニメーションは差別化になり、反応を獲得しやすいでしょう。

シェアや「いいね」などが多く、エンゲージメント率が高い投稿は、SNSでも長時間上位表示されます。また、エンゲージメント率が高いということは、それだけユーザーの注目を集めている証拠であるため、CVRにも好影響をもたらすでしょう。

再生が勝手に始まるためユーザーの手間がない

GIFアニメーションは、再生ボタンを押さなくても勝手に再生が始まります。そのため、ユーザーの手間を1つ減らすことが可能です。クリック率が影響しないということは、動画と比較してユーザーに訴求しやすいことは間違いありません。

企業や商品のストーリーを伝えられる

GIFアニメーションは、短時間で企業や商品のストーリーを伝えられます。また、ユーザーはコンテンツが溢れる現代において、より魅力的なコンテンツでないとそもそも反応しなくなってきています。そこで、単なる画像ではない動画に近いGIFを用いてコンテンツを訴求できることは、マーケティングにおける利点が非常に大きいと言えます。

まとめ

本記事では、GIFの概要や種類、利用するメリットデメリットについて解説してきました。GIFを効果的に活用することで、SNSでエンゲージメント率を高めることや、ユーザーの利便性を改善し、CVRを向上させることが可能です。大半の環境でサポートされており、作成も容易であることから、今すぐに導入できることも大きなメリットです。

まずは、自社商品やサービスの紹介に合わせて、GIFを作成することから始めてみてはいかがでしょうか。

文・『MarkeTRUNK』編集部/提供元・MarkeTRUNK

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