目次
投資信託
 ・投資のプロが運用
 ・分散投資
 ・手数料(信託報酬)
ETF(上場投資信託)
 ・一般的な投資信託との違い
 ・ETFの種類

投資信託

【入門編】投資初心者のための基礎知識〜株式投資、投資信託、ETF、FX、不動産投資、iDeCo〜
(画像=『RENOSYマガジン』より引用)

投資信託とは、投資家から集めたお金をまとめてひとつの大きな資金とし、運用の専門家(ファンドマネージャー)が株式や債券などに投資・運用する金融商品のことです。

【入門編】投資初心者のための基礎知識〜株式投資、投資信託、ETF、FX、不動産投資、iDeCo〜
(画像=『RENOSYマガジン』より引用)

そしてその成果として得た利益が投資額に応じて分配されます。投資家から集められた資金がどのように投資・運用されるかについては、投資信託ごとに設定されている運用方針によります。

一般的な投資信託の場合、証券会社だけでなく、銀行や郵便局でも購入することが可能です。値段は販売会社が算出する純資産総額をファンド保有者の総口数で割った基準価額となります(毎営業日に1回算出)。

【入門編】投資初心者のための基礎知識〜株式投資、投資信託、ETF、FX、不動産投資、iDeCo〜

投資のプロが運用

運用のプロであるファンドマネージャーは、市況や経済の状況を勘案し、最適なポートフォリオを組むことによって、利益の獲得を目指して投資を行います。もちろん、場合によってはマイナスになることもあり得ます。

分散投資

ファンドマネージャーは投資に潜むリスクを加味し、複数の銘柄に資金を分け投資をしています。投資信託に投資すれば、経済や市況の変化を含むさまざまなリスクを分散・軽減することができます。

手数料(信託報酬)

ファンドマネージャーに運用・投資を委託する関係上、保有している間も手数料がかかります。これを「信託報酬」といいます。信託報酬は商品ごとに異なりますが、年間0.5〜2%ほどが目安となりますので、決して小さくはありません。

ETF(上場投資信託)

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(画像=『RENOSYマガジン』より引用)

ETF(上場投資信託)とは、「ExchangeTradedFunds」の略称で、日本語では「上場投資信託」とよばれており、投資信託の一種となります。

東京証券取引所をはじめとする、金融商品取引所に上場されている投資信託となるので、日経平均株価や東証株価指数(TOPIX)などの値動きに連動する運用成果を目指しています。

そのため、証券会社が提供している一般的な非上場の投資信託とは異なります。証券会社を通じて購入する点は同じですが、ETFの場合は株式と同様に市場で取引が行われます(株式と同じように「指値 / 成行注文」によって取引され、価格が決まります)。

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一般的な投資信託との違い

ETF投資信託
上場・非上場上場非上場
取得可能な時間取引所の取引時間中申込期間中の9時〜15時
取得価格リアルタイムで変動する市場価格1日1回算出される基準価額
取得場所証券会社ファンドごとに異なる販売会社で、証券会社や銀行、郵便局など

ETFの種類

ETFの種類としては、国内株式・債券に連動する商品のほか、「REIT(不動産投資信託)」「コモディティ(先物)」などがあります。そのなかでも最もスタンダードなものはやはり、日経平均株価やTOPIXに連動するタイプのETFになるでしょう。

海外の場合、米国株や欧州株をはじめとする先進国にまとめて投資できるものもあれば、中国やロシア、ブラジル、インドなど、新興国の株にまとめて投資することもできます。もちろん、国ごとの投資も可能です。

国内株式国内株式指数に連動するETFほか、規模別や業種別など
先進国株式NYダウやS&P500などの株式指数に連動するETF など
REIT(不動産投資信託)REITが発行する投資証券に投資するETF(複数のREITに投資)
コモディティ(先物)金や銀、プラチナ、原油などの値動きに連動するETF