目次
リフォーム前のマンションでの挨拶回りについて
・業者と施主が出向く
・挨拶文は一般的に工事期間や連絡先を記載
マンションを購入してリフォームする際の流れ
・リフォーム向き物件を探す
・引き渡し直後に着工できるよう段取りを組む
まとめ
リフォーム前のマンションでの挨拶回りについて
リフォーム前の挨拶に関しては、近隣住民の都合もあるので、工事開始の1週間前までにはすませましょう。また、 平日は忙しい方が多いので避け、土日の午前中などに訪問しましょう。
業者と施主が出向く
リフォームの挨拶には、通常リフォームをする業者が回るもことが多く、業者に任せっきりで自らは出向かない施主もいます。これがトラブルを生む可能性もありますので、面倒がらずに施主本人も挨拶に出向きましょう。
また、業者よりもひと足先に挨拶に回ると、周囲への印象がよくなると言われています。後から行く業者にとっても、訪問営業と間違われずにスムーズに挨拶ができるでしょう。
住民間では言いにくい工事に対しての要望や質問もあるでしょう。何かあれば後から来る業者に伝えてくださいと言い残せば、工事のプロに返答を任せることができるため、トラブルを未然に防げます。
手土産を持参するケースも
数日で済むちょっとしたリフォームであれば、挨拶だけで問題ありません。しかし、長期間の大掛かりなリフォームや騒音が出るなど近隣への影響が予想できる工事の場合はどうでしょう?
この場合は、手土産持参での挨拶回りをするとトラブルを回避できる可能性が高くなるでしょう。1,000円前後の菓子折り・タオル・洗剤等の日常消耗品が多く用いられているようです。
業者によっては工程表と併せて粗品を用意している場合もあるので、事前に相談してみましょう。
挨拶文は一般的に工事期間や連絡先を記載
リフォーム工事は振動・騒音・異臭・住民以外の出入りなどを伴うものです。マンションの場合は隣接する左右の部屋はもちろん、 上下や斜め下の部屋にも多少の迷惑や不便をかけてしまいます。
また、住民以外の出入りは、マンションのセキュリティに関わります。 工事が決定したらマンションの住民に「工事の告知」を行います。
住民全員に告知をするために、出入り口の掲示板やエレベーター内に挨拶状を掲げておきましょう。記載必須の項目は以下の通りです。
- 具体的なリフォーム工事の内容と期間
- 工事を施す時間帯と日祝の工事の有無
- 施主ならびにリフォーム業者の連絡先
マンションを購入してリフォームする際の流れ
リフォーム向き物件を探す
マンションを購入して思い通りにリフォームしたい場合は、物件はリフォーム済みでない物件を探しましょう。リフォームされていない分、手頃な価格で手に入る可能性があります。
しかし市場に出ている多くの物件はリフォーム済みです。というのも、一般的にリフォーム前の汚れや傷みが残された状態で販売しても人気がないからです。きれいにリフォームして売りに出した方が早く・高く売れると考えられています。
リフォームされていない物件については、リフォームやリノベーションを行なっている会社から情報を得ることもできます。リフォームの相談にも乗ってもらえる場合もあるので、選択肢に含めましょう。
引き渡し直後に着工できるよう段取りを組む
無駄な出費や時間の浪費を避けるため、物件の引き渡し後、すぐにリフォームに着工できるように段取りすることが大切です。
仮に現在、賃貸住宅に住んでいるとします。マンション購入後に住宅ローンが始まり、リフォームについて考え始めました。リフォーム内容を決め、業者を探します。リフォームに取り掛かり始めたのは、購入した1カ月後とします。そこから大がかりなリフォームが始まり、着工期間は2カ月かかりました。引き渡しのすぐ後にリフォームが開始されていれば、家賃は着工期間分の2ヶ月だけで済んだのに、段取りが悪く余分に1カ月分の家賃を支払う羽目になりました。
このような事態を避けるため、「売買契約」が済んだ時点で売り主の承諾をもらって、リフォーム業者に現地を見てもらい、プランの相談をしましょう。