目次
トイレやお風呂をリフォームするときの注意点
・タンクレストイレの欠点を理解しておく
・タイルの部分張り替えは見栄えに影響することも
水回りリフォームはパックがお得?
・低価格のパックが存在する理由とは
・価格の妥当性や追加費用の確認を
トイレやお風呂をリフォームするときの注意点
マンションでのトイレやお風呂のリフォームには、注意すべき点があります。詳しく見ていきましょう。
タンクレストイレの欠点を理解しておく
近年、タンクレストイレの人気が高まっていると言われています。見た目もスッキリと洗練されていて、凹凸が少なく面積も少ないので掃除も楽です。しかしそんなタンクレストイレにも注意点はあります。
タンクレスはその名の通り水をためておくタンクはありません。水道管から直接、水を流すのです。水を流すには、電気を使うため、停電のときは流せず、バケツに水を汲んで流さなければなりません。また、水圧が低いと流せない場合もあります。マンション上階にお住まいでタンクレストイレを検討されている方は購入前に水圧検査をしておいた方が良いでしょう。
タイルの部分張り替えは見栄えに影響することも
お風呂のタイルで一部分に不具合が出たときに、その部分だけ替えることには注意が必要です。周囲のタイルと馴染まず、浮いてしまっているような印象を与えてしまうと言われています。
また、部分的な張り替えと一面まるごと張り替えるのでは、費用にそれほど大きな差がないようです。タイルの価格よりも、費用の多くを人件費が占めているという解釈も可能でしょう。つまり、部分的であると費用対効果が低いということになります。
加えて、その一部の不具合が、下地まで影響している可能性も考えられるでしょう。そうなると一面張り替える必要があります。
このような理由から、一部分の張り替えよりも、全面張り替えを検討するのも1つの手と言えるでしょう。
水回りリフォームはパックがお得?
水回りと呼ばれるキッチン・お風呂・洗面所・トイレの4つは日常生活に深く関わる大切な場所です。たいてい同じタイミングで設えているので、不具合の出てくる周期も同じになりがちのようです。
それらをまとめてリフォームするパックも存在します。水回りリフォームパックについて、注意点も含めて解説していきましょう。
低価格のパックが存在する理由とは
水回りの工事自体は、大きくは4種類に分かれますが、実は共通項が多いのです。運搬や現場管理、養生や産廃処分などが、それぞれの水回りに絡んできます。
そのため、一度に複数の水回り工事を集約することで、業者は効率よく仕事をこなせて、費用も時間も抑えることが可能です。
依頼する側も、パックならお得だからということで、興味がある方も多いと言われています。
価格の妥当性や追加費用の確認を
パックは、安いと感じられる価格設定にはなっているでしょう。しかし安いからというだけで発注する前に、行いたいリフォームのグレードとメーカーの提案が一致しているのかどうかもしっかり見極めましょう。
また、パックでリフォームをする場合には、工事内容を確認しましょう。パック外の工事が発生し、追加請求があるケースもあるようです。
見積もりの段階で、発生しそうな追加項目があるのか、それはいくらなのかをきっちり確認しておくことが大切でしょう。