目次
お得にリフォームを行って費用を抑える方法
 ・国からの補助金をしっかりもらおう
 ・札幌市の補助金の例
マンションリフォームにかかる平均期間

お得にリフォームを行って費用を抑える方法

国からの補助金をしっかりもらおう

リフォーム内容次第では、国や地方自治体から補助金が出たり、減税が受けられたりします。地域によっても補助が受けられる場合があるのです。該当地域の自治体に確認しましょう。

耐震リフォームと省エネリフォームは工事費の10%相当額が所得税から控除できるケースがあります。

また、省エネリフォームローンを組んでいる場合、年末のローン残高を対象とし、5年間にわたり工事費用の2%か1%の控除を受けられるケースもあります。

バリアフリーリフォームが200万円、同居対応リフォームが250万円を限度とし、工事費の10%の控除を受けられる場合があるようです。ローン減税もあり、年末の残高を上限として工事費の2%か1%の控除を5年間受けられる場合があります。

札幌市の補助金の例

具体的に、市町村の例を挙げてみましょう。

札幌市では「札幌市住宅エコリフォーム補助制度」が施行されています。省エネやバリアフリー改修工事の一部を補助してくれる制度です。補助金額は、要件を満たした場合、50万円もしくは総工事費(税抜)の10%を限度として補助されます。

このように自治体独自のルールがあるので、利用したいときは、内容をきちんと把握しましょう。

増税対策の「次世代住宅ポイント制度」を利用してお得にリフォーム

2019年10月1日に施行される消費税率10%への引き上げですが、リフォームに掛かるお金も10%へ引き上げられます。そこで国はリフォームを支援するために「次世代住宅ポイント制度」を発表しています。次世代ポイント制度とは、リフォームなどの内容によって、最大で60万円分のポイント還元が受けられ、そのポイントを様々な商品と交換できます。

参考:次世代住宅ポイント事務局

対象リフォーム内容

リフォームでポイントがもらえるのは以下のようなものが対象となります。

  1. 窓や出入り口の断熱改修
  2. 外壁、屋根・天井または床の断熱改修
  3. エコ住宅設備の設置
  4. バリアフリー改修
  5. 耐震改修
  6. 食器洗機、浴室乾燥機、自動調理対応コンロなど、家事負担軽減に資する設備の設置
  7. リフォーム瑕疵保険への加入
  8. インスペクションの実施
  9. 若者・子育て世帯が既存住宅を購入して行う一定規模以上のリフォーム

リフォームによってもらえるポイントは、以下を参照するようにしてください。

参考:リフォーム | 次世代住宅ポイント制度

マンションリフォームにかかる平均期間

マンションリフォームにかかる平均期間の目安ですが、当然ですが対象が何かによって変わってきます。壁のクロスの変更だけであれば1日ないし数日でリフォームは完了しますが、キッチンのリフォームになれば10日前後かかります。

また、ダイニング全体のリフォームなどのように複数にまたがるリフォームとなれば数ヶ月かかることもあります。