■インターネット広告媒体費の取引手法別×広告種別構成比

~運用型「ビデオ(動画)広告」と運用型「ディスプレイ広告」がともに前年比130%を超えて大きく伸長~

取引手法別×広告種別では、運用型の「検索連動型広告」がインターネット広告媒体費全体の37.0%と

最も構成比が大きく、次いで運用型の「ディスプレイ広告」が28.1%と続いている。運用型の「ビデオ(動画)広告」が前年比133.8%と大きく伸長し、インターネット広告媒体費全体における構成比は19.9%となった。運用型の「ディスプレイ広告」も前年比134.1%と大きく伸長した。【グラフ3】

電通ら、「2021年 日本の広告費 インターネット広告媒体費」の詳細分析を公開
(画像=『RTB SQUARE』より引用)

■ビデオ(動画)広告市場

~ビデオ(動画)広告費は2021年初めて5,000億円を突破~

ビデオ(動画)広告費5,128億円のうち動画コンテンツの間に挿入されるインストリーム広告は2,921億円(構成比57.0%)で、ウェブ上の広告枠や記事のコンテンツ面等で表示されるアウトストリーム広告は2,207億円(構成比43.0%)となった。【グラフ4】

また、取引手法別では運用型広告が83.7%を占める。【グラフ5】

【ビデオ(動画)広告の定義】

動画ファイル形式(映像・音声)の広告。以下の様なものを含みます。

・「インストリーム広告」:動画コンテンツの前、中、後に再生する動画ファイル形式の広告。

・「アウトストリーム広告」:ディスプレイ広告枠等の動画コンテンツ外で表示される動画ファイル形式の広告。

ウェブ上の広告枠や記事のコンテンツ面等で表示されるインフィード広告で動画ファイル形式のものも含む。

電通ら、「2021年 日本の広告費 インターネット広告媒体費」の詳細分析を公開
(画像=『RTB SQUARE』より引用)