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六波羅蜜寺の御本尊
六波羅蜜寺の文化財

六波羅蜜寺の御本尊

御本尊は国宝・十一面観世音菩薩立像です。悪疫退散のため空也上人が自ら刻んだと言われています。日本に7体しかない国宝・十一面観音のひとつです。本堂に安置されていて12年に1度、辰年しか公開されていません。次回の公開は令和6年(2024年)です。

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(画像=『たびこふれ』より引用)

本堂前には十一面観世音菩薩立像の御前立がいらっしゃいます。凛々しいですね。

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(画像=『たびこふれ』より引用)

僕は日本に現存する国宝・十一面観音のうち六波羅蜜寺の十一面観世音菩薩立像だけ拝んだことがありません。

六波羅蜜寺の文化財

六波羅蜜寺には国宝・十一面観世音菩薩立像以外に14体の重要文化財の仏様がいらっしゃいます。その中でも有名なのが右側の写真の重要文化財・空也上人立像です。教科書などで見られた方も多いはずです。鎌倉時代に造られた運慶の四男康勝の作。胸に金鼓を、右手に撞木を、左手に鹿の杖をつき、膝を露に草鞋をはき、念仏を唱える口から六体の阿弥陀が現れたという伝承のままに洗練された写実彫刻として有名です。普段は宝物館に安置されています。

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(画像=『たびこふれ』より引用)

令和4年(2022年)2月14日から令和4年(2022年)5月21日まで東京国立博物館の特別展に出展されているため、六波羅蜜寺の宝物館は休館しています。逆に東京方面の方はぜひ拝んでいただきたい仏様です。東京国立博物館では令和4年(2022年)3月1日から令和4年(2022年)5月8日まで拝むことができます。

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(画像=『たびこふれ』より引用)