こんにちは!たびこふれライターの中尾です。

「おみくじ」はたまに引くものだと僕は思っていましたが、毎月参拝している兵庫県の尼崎えびす神社の宮司から「おみくじ」は何かあるごとに引くことをすすめられたことがあります。なのでふとした時に「おみくじ」を引くようにしています。

京都市東山区の六波羅蜜寺(ろくはらみつじ)には『開運推命おみくじ』と呼ばれる「おみくじ」があります。この『開運推命おみくじ』はその年の2月から翌年2月まで1年間の運勢を占ってくれることで有名。僕はこの3年間毎年2月に参拝して『開運推命おみくじ』を引いています。それでは「開運推命おみくじ」に関して詳しく紹介しましょう!

目次
六波羅蜜とは?
六波羅蜜寺の『開運推命おみくじ』とは?

六波羅蜜とは?

六波羅蜜寺のHPによると『六波羅蜜とは、この世に生かされたまま、仏様の境涯に到るための6つの修行をいいます。波羅蜜とは彼岸(悟りの世界)に到ることです。』と書かれています。

  • 布施(ふせ):見返りを求めない応分の施しをさせていただく事をいいます。貪欲の気持ちを抑えて、完全な恵みを施すことです。布施行は物質だけではありません。
  • 持戒(じかい):道徳・法律等は人が作り現在はますます複雑になっています。私たちは高度な常識を持ち、瞬時瞬時に自らを戒める事が肝要です。
  • 忍辱(にんにく):如何なる辱めを受けても、堪え忍ぶことが出来れば苦痛の多い現代社会において、自らが他の存在に生かされていることがわかり、全ての人の心を我が心とする仏様の慈悲に通じることとなります。
  • 精進(しょうじん):不断の努力をいいます。我々人の生命は限りがあります。ひとときも無駄にすることなく日々誠心誠意尽くすことです。
  • 禅定(ぜんじょう):冷静に第三者の立場で自分自身を見つめることをいいます。
  • 智慧(ちえ):我々は本来仏様の智慧を頂戴してこの世に生をうけております。しかし、貪りや怒り愚痴によってその大切な智慧を曇らせてしまいがちです。
  • 六波羅蜜寺は天暦5年(951年)、疫病平癒のため空也上人(くうやしょうにん)により開創された真言宗智山派の寺院です。西国三十三所の17番札所でもあります。
【京都】1年間の運勢を占う六波羅蜜寺の開運推命おみくじ
(画像=『たびこふれ』より引用)

六波羅蜜寺の『開運推命おみくじ』とは?

『開運推命おみくじ』は「四柱推命」をもとにした占いで、生年月日と性別とから1年の運勢をうかがい知ることができるものです。六波羅蜜寺の『開運推命おみくじ』は本堂に入り左側の受付所にていただきます。『開運推命おみくじ』をいただく前にまず御本尊に向かって手を合わせて拝みましょう。

【京都】1年間の運勢を占う六波羅蜜寺の開運推命おみくじ
(画像=『たびこふれ』より引用)

例えば令和4年(2022年)の『開運推命おみくじ』は2月4日から始まり、翌年2月3日までの運勢を占うことになります。また、『開運推命おみくじ』の対象は昭和9年(1934年)から平成21年(2009年)に生まれた方です。(13歳以上88歳未満の方)なお、引いた『開運推命おみくじ』は持ち帰らなければいけません。

【京都】1年間の運勢を占う六波羅蜜寺の開運推命おみくじ
(画像=『たびこふれ』より引用)