今はあまり見かけなくなったブラウン管テレビですが、不要になった際にどのように処分すればいいのかご存知ですか。粗大ゴミに出せないのか?など困っている方も多いことでしょう。そこで、処分方法や処分する際に注意したいことについて紹介していきます。

目次
ブラウン管テレビの処分方法は?
ブラウン管テレビの処分方法①家電量販店で回収してもらう

ブラウン管テレビの処分方法は?

ブラウン管テレビの処分方法とは?費用から処分の手順まで徹底解説!
(画像=引用:pixabay、『工具男子』より引用)

現在発売されているテレビの多くは液晶テレビであり、店頭にブラウン管のテレビが並ばなくなりました。そんな、今では見かけることが少なくなってきている、ブラウン管のテレビが不要になった際に、どのように処分すればいいのかを費用や手順など徹底的に解説していきます。

家電リサイクル法が義務付けられている

ブラウン管テレビは家電リサイクル法で捨て方が決められています。この法律では、不要な家電の中から再利用できる部品や材料などをリサイクルするために作られている法律で、廃棄物を減らす目的や資源を有効活用する目的で定められています。

この家電リサイクル法に該当する家電は、テレビ、エアコン、洗濯機、冷蔵庫の4つで、これらを処分する際にはリサイクル料金や収集にかかる運搬料金などを支払う必要があります。

家電リサイクル法の対象のテレビは?

先ほど解説したように、テレビは指定された方法で捨てなければなりませんが、中には対象にならない物もあります。対象になるものは定めれた業者等に引き取ってもらう必要がありますが、対象にならないものは粗大ゴミとして捨てることができます。

この法律の対象になるものは、家庭で使用するテレビのことで、お風呂に持ち込めるタイプのものや電池で動くタイプのもの、車用のものなどは対象となりません。

ブラウン管テレビの処分方法①家電量販店で回収してもらう

ブラウン管テレビの処分方法とは?費用から処分の手順まで徹底解説!
(画像=『工具男子』より引用)

ここからは、ブラウン管テレビを捨てる場合の方法と費用について解説していきます。まず最初は、家電量販店に回収してもらう方法についてチェックしていきましょう。

家電量販店で回収してもらう場合は、回収可能なお店なのかを確認しておく必要があります。家電量販店はテレビを取り扱っているため、回収可能なのではないかと思う方もいるかもしれませんが、実は回収ができない場所も多くあります。

そのため、必ず依頼しようと思っているお店のホームページや電話、メールなどで確認しなければなりません。ちなみに、「ケーズデンキ」「ヤマダ電機」「エディオン」などの大手の家電量販店は、ブラウン管テレビの回収を行っていることが多いため、捨て方に困っている場合は一度問い合わせてみることをおすすめします。

かかる費用は?

家電量販店で処理してもらう際の費用は、依頼する店によって金額が大きく変わってきます。また、店舗に持ち込みで引き取ってもらうのか、新しくテレビを買った際に引き取ってもらうのか、家まで取りに来てもらうのかによっても変わってきます。

店舗名ビックカメラヤマダ電機ケーズデンキヨドバシカメラ
購入時(収集運搬料・リサイクル料)4,620円4,420円~7,120円4,400円3,520円
店舗持ち込み(収集運搬料・リサイクル料)4,620円4,400円3,520円~5,720円
主張引き取り(出張料・収集運搬料・リサイクル料)5,720円7,120円7,700円5,720円

こちらの表は、いくつかの家電量販店で20インチのものを処理した際の費用の例で、リサイクル料はサイズごとに異なるため注意が必要です。