目次
ワンルームマンション投資に関するよくある質問
 ・Q. ワンルーム以外のマンション投資は何がありますか
 ・Q. 想像していたより利回りが悪いのですが、何が原因でしょうか
 ・Q. 購入したときよりも売却時は安くなるのでしょうか
 ・Q. ワンルームマンション投資は節税になりますか
まとめ

ワンルームマンション投資に関するよくある質問

Q. ワンルーム以外のマンション投資は何がありますか

一口にマンション投資と言っても、いくつかの種類に分類できます。

マンション1区分(1戸)に対しての投資か、マンション1棟を購入して投資するのかの違いがあります。比較的少額で始められる区分マンションと、投資金額が大きな一棟マンションがあります。

上記のどちらのマンションについても、新築か中古で分類ができます。購入価格は新築のほうが高くなります。

Q. 想像していたより利回りが悪いのですが、何が原因でしょうか

利回りが予想していたよりよくない、ということは、言い換えれば想定以上に収入(家賃)が低いか、支出(経費)がかかってしまっているか、またはその両方かということです。

長期間保有することによる家賃収入を見込んだ不動産投資においては、建物や設備も経年とともに修繕が必要となります。給湯器やエアコンなどの設備の交換費も必要となります。将来必要となる経費も計画に盛り込んだうえで、予測をたてましょう。

Q. 購入したときよりも売却時は安くなるのでしょうか

たとえば2,000万円で購入したワンルームマンションが、5年後に同額で売却できるでしょうか。建物の価値は一般的には下がる傾向です。しかし、立地や需要によっては、上がることもあります。そして購入時よりも高く売却することができればキャピタルゲインも見込めます。なお売却時にも税金がかかります。

Q. ワンルームマンション投資は節税になりますか

マンション経営で得られた収益は不動産所得として課税の対象になります。不動産投資を開始するためには税金についても理解する必要があります。「建物に対しては減価償却費が経費計上できる」「ローンの利息は経費として計上できる」など、単に「節税になる」という言葉を鵜呑みにするのではなく、仕組みを理解することが必要です。

ワンルームマンションの場合、その節税効果は特に初期の数年です。経費にできる対象が減り、ローン返済額の元本が増えると、キャッシュアウトが増える「デッドクロス」とよばれる状態になることもあります。

デッドクロスについて詳しくは「 不動産投資におけるデッドクロスとは? 」をご覧ください。

まとめ

区分マンションにもメリット、デメリットはありますが、不動産投資は自分の投資目的やニーズに合わせて、適切な情報提供や専門家からのアドバイスを得たうえで、十分考慮し進めていきましょう。

※本記事では、記事のテーマに関する一般的な内容を記載しており、より個別的な、不動産投資・ローン・税制等の制度が読者に適用されるかについては、読者において各記事の分野の専門家にお問い合わせください。(株)GA technologiesにおいては、何ら責任を負うものではありません。

提供元・RENOSYマガジン

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