将来の資産形成や老後の蓄えのために不動産投資を始めようと考えている人で、投資対象を迷っている方はいませんか? 今回は敷居が低いといわれているワンルームマンション投資の家賃収入や入居ニーズなど、メリットやデメリットをみていきます。
目次
なぜワンルームマンション投資は敷居が低いのか?
ワンルームマンション投資のメリット
・初期費用を安く抑えられる
・入居ニーズが高く、安定した家賃収入も
・短い空室期間
・不況に左右されづらい
なぜワンルームマンション投資は敷居が低いのか?
不動産投資にはさまざまな種類があります。その中でも区分マンション投資にはワンルームマンション(単身者向けは主に、ワンルーム~1LDKが中心)とファミリーマンション(2LDK~3LDKが中心)がありますが、初心者の人にとって敷居が低いのは「ワンルームマンション」かもしれません。
ワンルームマンション投資のメリット
初期費用を安く抑えられる
ワンルームマンション(単身者向け)は、立地や築年数にもよりますが、一般的に部屋が小さいためファミリー向けよりも物件価格は安めです。そのため購入時にかかる初期費用も、2LDK~3LDKのファミリータイプに比べ低く抑えることができます。
物件にもよりますが、都内の中古マンション1室であれば2,000万円程度から始めることができます。元手をそれほどかけずに比較的気軽に挑戦できるのがメリットといえます。
入居ニーズが高く、安定した家賃収入も
今後の日本は、高齢化社会・未婚率の増加が予想されています。そのためワンルームマンションの需要はますます高まっていく傾向にあるといえます。
さらに晩婚化によって、若い単身者が男女ともに増えているようです。駅から近く都心へのアクセスが良いワンルームは人気も高く、都心などの好物件は空室率が低い傾向にあります。
また、医学の発達も手伝って、今後も高齢者は増えていくことが予想されます。このような高齢者による単身世帯の増加も、ワンルームマンション需要の支えのひとつといえるでしょう。
短い空室期間
ワンルームマンション投資のメリットは、入退去の回転率が高いことです。入居者は学生や単身赴任者などが比較的多く、また独身者は結婚などライフステージの変化による退去があります。ワンルームはファミリータイプに比べると次の入居者が見つかりやすいため、入退去の回転率が高く空室リスクを抑えられます。
なお、GA technologies(GAテクノロジーズ)が運営する「RENOSY不動産投資」では、入居率99.3%、平均空室期間14日と安定した運用を実現しています。
不況に左右されづらい
ワンルームマンションの家賃は、社会の景気の影響を受けづらいといわれています。
リーマンショック発生時など、株価やREIT等が大幅に下落した際にもワンルームマンションの下落幅は小さかったというデータがあります。