目次
ワンルームマンション投資の失敗を少しでも回避する方法
 ・新築ワンルームマンションを選ばない
 ・設備が充実しているか
 ・都心部の物件を中心に探す
東京のワンルームマンションに投資するメリット
 ・日本の人口の10分の1強が東京に集まる

ワンルームマンション投資の失敗を少しでも回避する方法

新築ワンルームマンションを選ばない

新築マンションは新築したときが価格のピークであることが多く、数年経てば下落していく傾向にあります。

対して、築浅の中古ワンルームマンションは新築当初の7割程度の価格で購入することができる傾向にあります。さらに築15年を超えれば価格の下落も5割から7割程度と落ち着く傾向で、一般的には安定の域に入ります。

ワンルームマンション投資で失敗する理由とは? 事前に知りたいメリット・デメリットやリスク、成功率を高める方法
(画像=『RENOSYマガジン』より引用)

新築に飛びつくよりも、中古物件を品定めして購入するほうが投資の効率も良く(費用対効果が高く)、また売却時にも値崩れが起きにくいという点は見逃せません。

新築のワンルームマンションと中古のワンルームマンションの家賃を比較すると、物件価格の下落率(上記で述べた7割程度)に比べて家賃の下落率は中古になってもそこまで大きくない傾向にあります。

設備が充実しているか

設備が充実しているかどうかも重要なポイントです。それでは実際に、どのような設備に需要があるのでしょうか?

ワンルームマンション投資で失敗する理由とは? 事前に知りたいメリット・デメリットやリスク、成功率を高める方法
(画像=『RENOSYマガジン』より引用)

たとえば、エントランスのオートロックは当然として、時代のトレンドを反映したフリーWi-Fi、衣装持ちの女性から人気のウォークインクローゼットなどが挙げられます。24時間使えるゴミ捨て場や警備保障会社の契約など、部屋だけでなくマンション全体の設備も重要なようです。

利便性・快適性・安全性の総合力を備えた物件を選ぶことが、空室リスクを抑え、入居者を増やすことにつながります。

都心部の物件を中心に探す

ワンルームマンション投資は、東京都心部で探しましょう。理由としては、東京の都心部では人口が減らないと予測されている、大学が多いため学生が多い、少子高齢化と未婚化が進んでいることなどで一人暮らしの需要が高まっている、といった点が挙げられます。

ワンルームマンション投資で失敗する理由とは? 事前に知りたいメリット・デメリットやリスク、成功率を高める方法
(画像=『RENOSYマガジン』より引用)

東京のワンルームマンションに投資するメリット

ワンルームマンションのメリットの中でも、特に東京のワンルームマンションに投資するメリットをみてみます。

東京のワンルームマンションには他の都市に比べて、入居率が高いというメリットがあります。それはなぜなのか詳しくみていきましょう。

日本の人口の10分の1強が東京に集まる

日本の人口は約1億2,000万人です(2020年7月時点)。東京都の人口は増え続け、2020年5月には1,400万人を超え、23区の人口は約970万人となっています。

このように東京には、日本の人口の約10分の1が集まっていて、人口はまだまだ増えます。そのためワンルームマンションをはじめとする物件の入居も需要も高いままキープされるといわれています。

ワンルームマンション投資で失敗する理由とは? 事前に知りたいメリット・デメリットやリスク、成功率を高める方法
(画像=東京総務局 東京都世帯数の予測(2019)より、RENOSY作成、『RENOSYマガジン』より引用)

なぜ東京の人口が増えているのでしょう。

東京には大学が密集している

ワンルームマンション投資で失敗する理由とは? 事前に知りたいメリット・デメリットやリスク、成功率を高める方法
(画像=RENOSY作成、『RENOSYマガジン』より引用)

近年の傾向として、首都圏に点在していた大学が、東京に集まってきています。大学生が一度入居すると、多くの場合、在学中の4年間は退去しません。そして、彼らが住むのは家賃の安いワンルームか1Kになります。また、卒業とともにまた新入生がやってきて入居します。

外国人・留学生も増加している

日本において東京は唯一の世界都市です。海外の外国人からしてもまず住む選択肢にあがるのは有名な東京です。また、東京都は人の流動性が高いので、退居された後もすぐに入居者が見つかる場合が多いです。

ワンルームマンション投資で失敗する理由とは? 事前に知りたいメリット・デメリットやリスク、成功率を高める方法
(画像=法務省 在留外国人統計(2014年〜2019年)よりRENOSY作成、『RENOSYマガジン』より引用)

企業の本社は東京に集中している

日本全国には上場企業が3,800社弱存在していますが、東京にはその半分以上の1,900を超える上場企業が存在します。また、上場企業ではない普通の株式会社も200万社以上ありますが、東京にはそのうちの60万社弱が登録されています。

順位都道府県株式会社数上場会社数
1位東京都570,3121,908
2位大阪府226,060422
3位神奈川県133,150176
4位愛知県112,964224
5位埼玉県93,91676

参考:上場企業サーチ

他の世界都市と比べても経済規模がTOP

東京は他の名だたる世界都市と比べても経済規模が非常に高いです。

順位都市名総生産
1位東京1兆5369億ドル
2位ニューヨーク1兆3342億ドル
3位ロサンゼルス8180億ドル
4位ソウル8042億ドル
5位ロンドン7944億ドル

参考:THE CHICAGO ON GLOBAL AFFAIRS