5. マイカップヌードルファクトリーで世界に1つだけのカップヌードル作り!
次はいよいよ、自分だけの「マイカップヌードル」作りを体験します。

指定した時間が近づいたら、当館3階の所定の場所に集合しましょう。スタッフの誘導に従ってください。

次に自動販売機でカップを購入します(1人1カップ400円)。ローソンチケットで事前購入した「マイカップヌードルファクトリー利用券付き入館券」の場合は、半券と引き換えにスタッフからカップを受け取ります。

手はしっかり消毒しましょう。

手の消毒が終わったら、カップをデザインするときの注意事項を確認し、お絵かきペンセットを受け取ります。

色とりどりのお絵かき用のペン。
お絵かきを始める前に、まずは必ず製造年月日のところに本日の日付を記入します。
ちなみに、この「製造年月日」の表示、日本の加工食品では一般的でなかった時にいち早くインスタントラーメンに入れられるようになったことはご存知でしたか?

いよいよお絵かきタイムです。
イラストは上下の赤線の範囲内で描くことができます。世界に一つしかない、自分だけのマイカップヌードルを思いっきり表現してみましょう。

渾身の作が完成! 2022年の寅年にちなんで、虎の被り物をかぶったひよこちゃんと出前坊やの共演です。
描き終わったら、次は麺をカップに装填する工程に進みます。

カップヌードルのめん塊はカップの中に正確に挿入しなければなりません。その工程は、上から麺を落としてカップに入れるのではなく、カップを麺に被せるという製法を編み出した安藤百福の「逆転の発想」。
出来上がったカップをカウンター内のスタッフに手渡し、その「逆転の発想」を見ることができます。

目の前のハンドルをぐるぐる回します。
あっという間に、めん塊がカップにきれいに挿入されます。

次はスープとトッピングする具材を選びます。
スープは「カップヌードル」「カレー」「シーフード」「チリトマト」の4種類の中から1つを選択。
フリーズドライ製法で加工された具材は、「ひよこちゃんナルト」「ガーリックチップ」「インゲン」「チェダーチーズ」「カニ風味カマボコ」「コーン」「キムチ」「エビ」「タマゴ」「ネギ」「謎肉」「白い謎肉」の12種類の中から4つを選択します。同じ具材を選ぶことも可能です。
なお、「謎肉」や「白い謎肉」が何からできているかはぜひ現地で味わって確かめてみてくださいね。
これらの味の組み合わせは、なんと5,460通り! まさに自分だけのマイカップヌードルが完成ですね。

スープと具材を選んだら、今度は専用の機械でフタを貼り付けます。一瞬なのでお見逃しなく。

食品容器全体を透明なフィルムで覆い、熱でピタッと包み込む「シュリンク包装」。これを採用したのもカップヌードルが初めて。気密性が高まり、安全かつ衛生的な包装手段として、今では当たり前になっていますよね。

最後は専用のエアパッケージに入れて、空気を送り込んで膨らませてカップを固定させたら完成です! 持ち帰って自慢しましょう。
<マイカップヌードルファクトリーの基本情報>
- 営業時間:10:00~18:00(最終受付17:30)
- 場所:カップヌードルミュージアム横浜3階
- 料金:1食400円(税込)※小中高等学校の学校教育でのご利用は無料(要事前予約)
- 所要時間:約45分
6. チキンラーメンファクトリーで瞬間油熱乾燥法を知る!
お次は、「チキンラーメンファクトリー」を紹介しましょう。
※2021年12月現在、チキンラーメンファクトリーは休止中です。

小麦粉をこねるところから始まり、生地を薄く伸ばして麺状にカットしたら、蒸して味付け、そして最後は「瞬間油熱乾燥法」にて油で揚げて完成。
チキンラーメンができるこの一連の作業工程を楽しめるとともに、パッケージは自分だけのオリジナルデザインを描くことができます。

これが、安藤百福が天ぷらを揚げる様子からヒントを得たという「瞬間油熱乾燥法」。
油で揚げることで麺を乾燥させるという画期的なアイデア。常日頃から周囲へ好奇心のアンテナを張っているからこそ得られた成功ですね。
<チキンラーメンファクトリーの基本情報>
- 運営時間:10:15~17:45
- 場所:カップヌードルミュージアム 横浜 3階
- 料金:中学生以上800円、小学生500円(税込、別途入館料)
- 年齢制限:小学生以上 ※未就学児不可、学年の切り替えは4月1日から
- 定員:各回48人
- 所要時間:約90分
- スケジュール:10:15、11:00、11:45、13:15、14:00、14:45、15:30、16:15