今や世界で年間1,000億食以上も食べられている、日本生まれのインスタントラーメン。小腹が空いた時、手軽に食事を済ませたい時、防災用の備えなど、インスタントラーメンはわたしたちの暮らしには欠かせない必需品ですよね。

近年では、NHKの朝ドラ『まんぷく』のモデルとしてその発明者・安藤百福の妻:仁子さんの生涯が描かれ、注目されたのは記憶に新しいところ。

今回は、「チキンラーメン」や「カップヌードル」をはじめとしたインスタントラーメンの歴史、安藤百福の生涯や功績、創造的思考などが学べる「カップヌードルミュージアム 横浜」を、所要時間や予約方法、オリジナルカップヌードル作り体験の細かい過程まで含めてご紹介します。

目次
<1. カップヌードルミュージアム 横浜はこんなところ!>
<2. カップヌードルミュージアム 横浜は予約が必要? 料金は?>
<3. カップヌードルミュージアム 横浜の全体像と所要時間>
<4. まずはインスタントラーメン、そして安藤百福の歴史を学ぼう!>
<5. マイカップヌードルファクトリーで世界に1つだけのカップヌードル作り!>
<6. チキンラーメンファクトリーで瞬間油熱乾燥法を知る!>
<7. 自分が麺になる?カップヌードルパーク>
<8. NOODLES BAZAAR -ワールド麺ロード-で8ヵ国のめんを味わう!>
<9. カップヌードルやひよこちゃんグッズだらけ! ミュージアムショップ>
<10. 屋外の穴場! CUPNOODLES "B-玉"COASTER>
<11. カップヌードルミュージアム 横浜のトリビア>
<12. カップヌードルミュージアム 横浜へのアクセス>
<13. カップヌードルミュージアム 横浜のおすすめ周辺情報>
<14. カップヌードルミュージアム 横浜の基本情報>

1. カップヌードルミュージアム 横浜はこんなところ!

カップヌードルミュージアム 横浜で創造的思考を学ぶ! 館内完全ガイド(トリビア付き)
(画像=『たびこふれ』より引用)

横浜みなとみらいの一角にたたずむ、シンプルモダンで洗練された赤レンガ色の建物、「カップヌードルミュージアム 横浜(正式名称:安藤百福発明記念館 横浜)」。

ここは、今やわたしたちの生活に欠かせない食の必需品として世界中から愛されるインスタントラーメンの発明者・安藤百福(あんどうももふく、1910~2007)の功績をたたえ、その生涯やベンチャーマインド、食の大切さなどが学べる体験型食育施設として、2011年9月にオープンした施設です。

カップヌードルミュージアム 横浜で創造的思考を学ぶ! 館内完全ガイド(トリビア付き)
(画像=『たびこふれ』より引用)

1999年にはインスタントラーメン発祥の地である大阪府池田市に「カップヌードルミュージアム 大阪池田(旧:インスタントラーメン発明記念館)」がオープンしていました。しかし、来館者が西日本に偏っているため、関東地方や世界中の人々にも、安藤百福の功績と創造的思考を知ってもらう施設が必要だと考え、世界に開かれた貿易港で、羽田空港にも近く、東日本最大の観光都市である横浜に、「カップヌードルミュージアム 横浜」を開館しました。

池田は誕生の地、すなわち「インスタントラーメンの"メッカ=聖地"」であり、ウォーターフロントに位置する横浜は、インスタントラーメンが日本で生まれ、世界の食文化を革新した一大発明であることを「世界に発信する基地」としています。「カップヌードルミュージアム 横浜」は、安藤百福の「創造的思考=クリエイティブシンキング」が重要なコンセプトとなっています。

「カップヌードルミュージアム 横浜」を総合プロデュースしたのは、クリエイティブディレクター・佐藤可士和(さとうかしわ)氏。

彼がデザインしたロゴマークは、驚きのマーク「!」を3つ連続させたもの。「カップヌードルミュージアム」を訪れる人たちが安藤百福の生涯やクリエイティブシンキングにふれ、さまざまな「!」を通じて、発明や発見の楽しさ、食の大切さ、あきらめずに何かに取り組むことの重要性を気づかせる機会となるよう、設計されているそうです

カップヌードルミュージアム 横浜で創造的思考を学ぶ! 館内完全ガイド(トリビア付き)
(画像=『たびこふれ』より引用)

2. カップヌードルミュージアム 横浜は予約が必要? 料金は?

「カップヌードルミュージアム 横浜」では、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、入館方法の変更や入館者数の制限が実施されています。

カップヌードルミュージアム 横浜で創造的思考を学ぶ! 館内完全ガイド(トリビア付き)
(画像=<画像提供:カップヌードルミュージアム 横浜>、『たびこふれ』より引用)

現在、入館に際しては「マイカップヌードルファクトリー利用券付き入館券」(大人900円、高校生以下400円)を購入する必要があります。

おすすめは事前購入で、ローソンチケット(ローチケ)にて予約販売しています。マイカップヌードルファクトリーの体験は時間指定制のため、希望日時と時間帯を指定して購入しましょう。ちなみに、ミュージアムへの入館自体は、指定の体験開始時間の1時間前から入館可能です。

当日の場合、入館者数上限に達しない限り、空きのある時間帯で当日券を購入できます。その際は、公式サイトにある当日の「アトラクション混雑状況」を目安にすると便利。チケットは当館1階のチケットカウンターにて直接購入しましょう。(先着順)

ちなみに、同館ではそのほか「チキンラーメンファクトリー」や「カップヌードルパーク」の有料施設がありますが、新型コロナウイルス感染症感染拡大防止の観点から当面の間、休止となっています。ご注意ください。(2021年12月現在)

<マイカップヌードルファクトリー利用券付き入館券の基本情報>

  • 料金(税込):大人900円、高校生以下400円
  • 内容:カップヌードルミュージアム 横浜入館券+マイカップヌードルファクトリー利用券
  • 利用時間:10:00、10:30、11:00、11:30、12:00、12:30、13:00、13:30、14:00、14:30、15:00、15:30、16:00、16:30、17:00の全15回
  • 販売期間:各日とも前日24時まで

※決済後の指定日時以外の利用、変更及び払い戻しは一切不可
※ローチケで予約後、ローソンやミニストップの店頭で発券した購入チケットを持参すること
※一人につきチケット1枚有効
※大人チケットで高校生以下の方も入場可能ですが差額返金は不可
※同館のチケットでカップヌードルミュージアム 大阪池田は利用不可