目次
一棟投資
・一棟投資のメリット
・一棟投資のリスク
戸建て投資
・戸建て投資のメリット
・戸建て投資のリスク
一棟投資
一棟投資とは、アパートやマンションの全体を所有して、一棟の賃貸経営する投資のことです。必要資金が中規模のアパート一棟から、超高額のマンションまでと比較的幅の広い不動産投資の種類になります。
一棟投資は、まとまった土地を所有している投資家に向いています。中古物件もありますが、未経験者には、ハードルが高いので、2件目以降での検討をお勧めします。次にメリットとデメリットを見てみましょう。
一棟投資のメリット
- 複数の部屋があるので、収入が突然ゼロになる可能性は低い
- 高い利回りを期待できる
- 民泊不可などの管理規則を投資家自身で決められる・収入に応じて、保守・修繕の積立や実施を柔軟に調整出来る・土地を所有しているので資産価値が高い
一棟投資のリスク
- 建築会社の選定など所有までに時間と手間を要する・区分投資に比べて管理が複雑(※)
- 老朽化などにより集客力が低下すると空室率が上昇する
※専門の管理会社へ委託することでリスクを抑えることが出来ます。応分の手数料負担が必要なので、その分、投資リターンは低くなります。
10年以上、戸建て住宅に住んでいる投資家は、投資家自身で保守・修繕の経験があるので、中古物件のハードルは下がります。居住用にマンションを購入した投資家が、管理組合の委員を通じて、保守・修繕に関与する機会があれば同様です。
戸建て投資
戸建て投資とは、戸建て住宅を所有し、入居者に住宅を賃貸し、入居者から家賃収入を得る投資の種類です。まだまだ、不動産の価格は必ず値上がりするという土地神話が残っており、戸建て需要は根強いという一面があります。
戸建て投資は、投資家が土地を所有しているものの、アパートなどの一棟を建てられる土地ではない場合に向いています。次に、メリットとデメリットを見てみましょう。
戸建て投資のメリット
- アパートを建てられない土地を活用出来るアパートに比べて、物件数が少ないので、競争相手も少ない
- 土地と建物を所有するので、資産価値を維持出来る
戸建て投資のリスク
- 建築会社の選定など、所有までに時間と手間を要する
- 区分所有に比べて、維持管理費用が比較的高い
- アパートに比べて、需要が少ないので、空室リスクが比較的大きい