目次
トヨタ プロボックスとトヨタ サクシードの燃費・維持費
トヨタ プロボックスとトヨタ サクシードの走行性能
トヨタ プロボックスとトヨタ サクシードの快適性・機能性
プロボックス/サクシード共に無駄な装備が省かれているので、最小限の装備しかありません。しかし営業車として考えてみると高い機能性が有ることが分かります。
運転席周りには多くの収納を有しており、業務上必要な書類や荷物をすぐ手の届く範囲に収納することができます。一般車にはないようなパソコンを置けるテーブルや、コートやスーツをハンガーで掛けることができるフック、大きな書類でもそのまますっぽりと入る大きなフリーラックが装備されています。
グレードによって標準装備かオプション装備かの違いはありますが、荷物を紫外線から守るUVカット付きのプライバシーガラスや、効き目の早いマニュアルエアコンがあり、営業活動をサポートしてくれる車両です。
トヨタ プロボックスとトヨタ サクシードにもハイブリッドモデルが!
トヨタ車の殆どがハイブリッド化している中、おいて行かれていたプロボックスとサクシードですが、2018年12月にようやくハイブリッド車の仲間入りを果たしました。沢山走る商用車は燃費が大切なので、待ち望んでいた方も多かったでしょう。
肝心のスペックを見ていきましょう。プロボックスは1.5Lモデルにのみハイブリッドが追加されたので、諸元は全く同じになっています。燃料消費率は驚きの27.8km/L(JC08モード)。従来のガソリンモデルが19.6km/L(JC08モード)だったことを考えると大進歩です。
新車価格はグレードによって30から40万円程上がっていますが、エコカー減税の対象車に該当するので、自動車取得税・自動車重量税において減税が受けられます。維持費を加味すると、実際の価格差はそれほど大きくなく、長く使っていくことを考えると有意義な支出だと言えます。
最高出力(ネット)は54kW(74PS)/4,800rpmとモーターの45kW(61PS)、最大トルク(ネット)は111Nm(11.3kgfm)/3,600~4,400rpmとモーター169Nm(17.2kgfm)となっています。エンジンモデルの力強さを残したまま、モーターによる迅速でスムーズな走り出しを取り入れた、正当進化のハイブリッドになりました。
トヨタ プロボックスとトヨタ サクシードは車中泊に向いている!?
キャンプやレジャー、自由気ままなクルマ旅にもってこいの車中泊はトヨタ ハイエースを筆頭に、大きなワンボックスカーが好まれています。しかし意外とバンには車中泊に向いている特徴が揃えられています。
車中泊の際は、まず布団や寝袋を引くための長くて平らなフラットスペースが必要になります。ワンボックスカーだと、3列目シートを跳ね上げ、2列目を前に倒す等で確保している場合が多いです。プロボックスとサクシードは荷物を積み込むバンなので、3列目シートは元からなくラゲッジルーム(荷室)が極端に広いです。
さらに2列目シートを倒しての荷積みも想定されているため、2列目シートからラゲッジルームまでが、簡単にきれいなフルフラットスペースになります。荷室全長は1,800mmを超えるので、殆どの方が足を延ばして寝られるでしょう。
また外回りで忙しい時に車内で食事をできるよう簡易テーブルが用意されています。商用車とレジャーは離れた用途に見えて、実はマッチしているのかもしれません。
トヨタ プロボックスとトヨタ サクシードの中古相場
プロボックスとサクシードは長く販売されている商用車なだけあって中古車は豊富です。過酷な環境を想定して開発されているため、壊れにくさも抜群です。中古車での購入も向いている車種だと言えるでしょう。
またプロボックスらしさやサクシードらしさを味わいたい方は、姉妹車として車体が統合されてしまった現行モデルのものではなく、旧型モデルのプロボックスやサクシードを購入するしかありません。旧型モデルは中古でしか購入できませんので、プロボックスとサクシードの中古相場を調べ、自分自身が求める車を購入するようにしましょう。
大手中古車情報サイトによると、プロボックスの中古価格は最安値が19万円、最高値が119.9万円、平均値は49.8万です。一方、サクシードは最安値が9.8万円、最高値が95万円、平均値が39.4万円となっています。
※ 2020年5月現在
商用車としてはもちろん、旅行やアウトドア好きにとっては面白い使い方ができるかもしれません。検討してみてはいかがでしょうか。
提供元・CarMe
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